2013年 01月 20日
【日 付】 2013年1月20日(日) 【天 候】 曇り時々晴れ 【山 域】 奥美濃 【メンバー】 山日和、バーチャリ、落第忍者、クロオ、たんぽぽ、kasaya、ひいちゃん、のんくん、kitayama-walk 【コース】 親谷橋駐車地-取付点-鉄塔-P527-ジャンクション・ピーク-▲天狗山-ジャンクション・ピーク-トチノキ-P527-鉄塔-国道出合-親谷橋駐車地 今回のスノーシューハイクは、ヤブこぎメンバーのよるスノー衆(山日和さん主催)に初めて参加させていただいた。私はこれまでヤブこぎのオフ会にも参加したことがなく、ヤブこぎの常連さんとはあまり顔見知りでなかったため、今回のスノー衆に参加することができて本当によかったと思う。山日和さんに参加の要件(昨年山レポ3本以上)を緩和していただいたおかげである。 奥美濃の天狗山(1149.1m)には一度も登ったことがない、1週間前に近くの土蔵岳&猫ヶ洞+大ダワに登ったので、積雪の状況はおおよそ分かっていた。しかし、集合時間の午前7時に遅刻してはいけないと思い、午前4時半に京都を出発した。アクセスは北陸道の木之本ICからR303経由で集合場所の道の駅「ふじはし」に行ったのであるが、横山岳の登山口である杉野集落あたりから積雪が出てきた。さらに滋賀県と岐阜県の県境の八草トンネルあたりは30㎝ほどの積雪があり、スノータイヤでも時速40キロくらいしか出せずノロノロ運転であった。道の駅「さかうち」までやってくると積雪がなくなり、通常運転ができるようになり、集合時間の20分前に道の駅「ふじはし」に到着することができた。 登山靴を忘れたり、身内に急病人が出たりなど若干のトラブルがあり、参加人数は総勢9人になった。道の駅からは3台の車に分乗して、R303からR417に入り、藤橋城の手前にある親谷橋を渡ったところに車を駐めた。身支度を整えて、もう一度親谷橋を渡り直して少し戻ったところに右手に上がる階段があった。ここが取り付き点である。最初から急登になっているが、巡視路にある黒い階段のステップがつけられているので比較的楽である。すぐに尾根に出てきたが、取り付いた尾根には、最近作られている鉄塔の巡視路があり、テープもかなりつけられている。まだ雪がほとんどないためツボ足で進む。ブナやコナラの樹林の中に溝状になっている地形図には送電線の記載がないはずだが。リーダーの山日和さんも、こんなところに鉄塔があった記憶がないという。よく見ると、送電線がまだ張られておらず、建設中の鉄塔であった。ここで暫し休憩を取る。鉄塔を建設するので、周囲の樹木が切られているので眺望がよい。奥いび湖を隔てて左手に見える山は小津権現山ではないか。 暫時の休憩後、歩き始めるが、次第に雪が増えてきたので、P527の手前付近でスノーシューを装着することになった。いよいよスノー衆ハイクの始まりだ。最初は山日和さんのラッセルだったが、その後順次交代してラッセルする。まだ雪が少なかったため、800mくらいまでヤブがあった。しかし、そう苦労するほどのヤブではないので、かき分けたり、迂回したりしながら進んだ。800mを越えると雪も豊富になり、スノーシューも快適に繰り出すことができる。もともと私はラッセル要員と思っていたので、たくさんラッセルさせてもらった。スピードのあるラッセルにはコツがあるようだ。その分、山頂への到着時間が短縮できたようで、ランチタイムに費やすことができてよかった。 ジャンクション・ピークまでやってくると、天狗山の山頂がようやく見えるようになり、あと一息というところで、後ろでズズーンという音が聞こえた。振り向いてみると、左手の雪庇の一部が崩落し、雪面にヒビも入っていた。ちょっと雪庇に寄り過ぎていたようだ。しかし、落差は大したことはなく、もし落ちたとしても、すぐに這い上がって来られる程度であった。以後は右寄りに注意して進むことにした。 天狗山山頂まで4時間足らずであったが、全員が一人の落伍者もなく到達できたことが喜ばしい。スノー衆のランチタイムは最低でも1時間ということであったが、いつもの山行は歩くことに時間をかけてしまうので、ランチタイムは早々に切り上げることが多かった私にとってはまた新鮮さを感じさせてくれた。山日和さんの指示に従い、ちゃんと鍋具材を用意してきた。といっても、セブンイレブンで買った一人鍋(ちゃんこ鍋)に、スーパーで買ってきた豚肉ときしめんを追加したくらいであったが、さすがに寒いときはあつあつの鍋はいい。雪山では吹雪いていないときは、これからもそうしようと決意した次第である。それに欠かせないのはやっぱりビールだ。ビール党の私としては、何はなくてもまずビールで乾杯なのである。ランチタイムが1時間以上に及んだので1本では足りなかった(^^;) しかし、初対面の人ばかりであったが、たくさん話もできて、楽しかったせいか、あっという間に過ぎてしまった。 下りはゆっくりと楽しみながらの下山であった。途中で大きなトチノキに立ち寄るなどのオプションもあり、スノーシューを満喫できた山行となった。下山の途中では、登りのときには見えなかった花房山や小津権現山などの周辺の山々にも気を配りながら下りた。最後は皆さんお疲れの模様で、雪がなくなり湿った落ち葉で転倒者が続出した。こういうときこそ気をつけなければならない。何でもないときに何でもないところで怪我はするものである。当日は本当に楽しく過ごせたことを参加者の皆さんに感謝したい。次回のスノー衆パートⅡも是非ともラッセル要員として使っていただければ幸いである。
by kitayama-walk
| 2013-01-20 23:53
| 湖北・福井・美濃・飛騨・加賀
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