山好き的日々@京都北山

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2011年 08月 03日

大雪山からトムラウシ山縦走(3日目)ヒサゴ沼避難小屋からトムラウシ温泉へ

【日 付】 2011年8月3日(水曜)
【天 候】 晴れ
【山 域】 北海道大雪山系
【メンバー】 M井、M村、F田、kitayama-walk

【コース】 ヒサゴ沼避難小屋-ヒサゴのコル-日本庭園-ロックガーデン-北沼分岐-▲トムラウシ山-南沼分岐-トムラウシ公園-前トム平-コマドリ沢-カムイ天上-温泉分岐-トムラウシ温泉
 
縦走3日目(最終日)は、いよいよトムラウシ山に向かうハイライトのコースになります。歩行距離は16.24㎞と2日目とほとんど変わりませんが、ヒサゴ沼避難小屋(1690m)からトムラウシ山(2141m)まで450m登り、トムラウシ温泉(645m)まで1500mの大下りになっています。

 「トムラウシは、大雪山の旭岳に次ぐ北海道第二の高峰である。地理の本によると、大雪火山群と十勝火山群との中間、平ヶ岳、忠別岳、化雲岳、トムラウシにわたる一連の山を、戸村牛火山群と呼んである。しかし平ヶ岳や忠別や化雲は、広大な尾根上の一突起でしかないが、トムラウシは毅然としてその独自を主張する個性的な山である。」(深田久弥「日本百名山」より)

 この日は早朝から晴れ渡り、トムラウシに登るにはもってこいの天気になりました。ヒサゴのコルから尾根に上がり、日本庭園からトムラウシの姿を前方に眺めながら歩き、ロックガーデンを通過して、北沼の手前にやってくると、目の前にトムラウシが大きく立ち上がっていました。

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 前方にトムラウシ山を見ながら日本庭園を行く



 大雪山からトムラウシ山への縦走最終日は、いよいよハイライトを迎えます。ヒサゴ沼避難小屋からトムラウシ山に向かう道程は、天気に恵まれると最高のものになると言われていますが、今日は期待どおりの晴天模様になっています。と同時に、2009年7月16日悪天を突いて歩いた遭難者のことも頭をかすめます。

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 日の出前のヒサゴ沼(東沼)の光景です
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 ヒサゴ沼畔の木道を戻り、昨日下りてきた分岐点から先に進みます
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 すぐに沼畔にある雪渓をトラバースする-アイゼンがいるかと思いましたが、ストックでバランスを取りながら通過することができました
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 振り返ると、ヒサゴ沼の水面が朝日を反射して輝いています
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 最初の雪渓のトラバースを過ぎると、両道脇にロープの張ってある登山道を行きます
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 もう一度ヒサゴ沼を振り返ってみました
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 次は、ヒサゴのコル(ヒサゴ沼分岐)に向かって登る比較的大きな雪渓ですが、ここでもアイゼンは不要でした
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 雪渓が終わると、ゴロゴロした岩の上を歩いて行きます
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 ヒサゴのコルに到着しました(6:05)
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 ヒサゴのコルからは稜線伝いに緩やかな登りになっています
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 稜線を登り切ると、木道が現れ、行く手にはトムラウシ山が見えてきました
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 初めてトムラウシ山がくっきりときれいに見えてきて感動です
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 しばらくは大きな岩の間を通り抜けていきます
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 左手下を見ると、ヒサゴ沼の全貌がわかります
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 木道がないところは、両道脇をロープで誘導しています
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 天沼に下っていきます
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 天沼周辺は、イワイチョウなどの花がたくさん咲いていました
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 天沼を過ぎると日本庭園にやってきました
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 日本庭園を過ぎると一旦下りになります
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 鞍部からは急登になります
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 急登を登り切ると前方にロックガーデンが見えてきました
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 振り返ると化雲岳などの山々が見えています
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 ロックガーデンへは一旦下ります
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 ロックガーデンの登りが始まります
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 ロックガーデンから後を振り返ると、化雲岳や五色岳が見えています
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 ロックガーデンを通過すると前方には広い緩やかな丘が広がっています-前方にはトムラウシ山の頭が見えています
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 広い丘をどんどんと登っていきます
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 緩やかな丘を登ると目の前には、トムラウシ山と北沼が広がっていました
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 パノラマ写真で広がりを見て下さい
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 北沼分岐に下りてくると風除けのような石積みがありました
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 北沼のほとりにはエゾコザクラやミヤマキンバイなどの花が咲き乱れています
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 エゾコザクラとトムラウシ山
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 エゾコザクラの群生
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 北沼の水面に映る逆さトムラウシ
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 ミヤマキンバイもたくさん咲いています
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 ミヤマリンドウ(深山竜胆)もあります
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 北沼分岐からトムラウシ山に向かいます
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 トムラウシ山への登りは巨岩帯になっています
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 巨岩を抜けて登ります
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 途中で振り返ると北沼が一望できます
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 トムラウシ山山頂には登山者がたくさんいます
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 トムラウシ山山頂に到着(8:50)
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 東面には火口湖跡があります
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 南方向-霞んでいてオプタケシケ山がうっすらと見えます-手前に見えるのは南沼
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 北方向-こちらも霞んでいて旭岳は見えません
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 2009/7/31に撮影したもの
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 トムラウシ山山頂で記念撮影
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 こちらは、同じコースを歩いた弘前大学探検部のメンバー
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 トムラウシ山に滞在すること25分-下山開始です
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 途中で振り返ると、トムラウシ山はけっこうごつい感じです
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 どんどん下っていきます
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 トムラウシ分岐-ここでオプタケシケ・十勝岳への縦走路と分かれます
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 弘前大学探検部はオプタケシケ・美瑛岳へと縦走するので、ここでお別れです
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 私たちはトムラウシ公園に向かって下っていきます
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 トムラウシ公園周辺はお花畑になっています
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 エゾツガザクラ(蝦夷栂桜)
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 メアカンキンバイ(雌阿寒金梅)
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 エゾノハクサンイチゲ(蝦夷白山一花)
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 ミネズオウ(嶺蘇芳)
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 チングルマ(稚児車)
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 トムラウシ公園周辺
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 トムラウシ公園からは登りとなりますが、トムラウシ山を振り返ると、もうかなり曇ってきています
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 これは2009/7/31に同じ場所から撮ったものです
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 一旦稜線に出てから露岩帯を下ります
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 それから左手にトラバースして登ると再び露岩帯になります
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 正面に前トムラウシ山、その手前が前トム平です
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 前トム平に到着(10:40)ここでランチタイムです
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 前トム平からはコマドリ沢分岐に下っていきます
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 途中で露岩帯をトラバースします
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 コマドリ沢分岐を示す道標が出てくると雪渓があります
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 雪渓の上を歩くことができます(スキーのように滑り降りる)
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 コマドリ沢分岐(12:00) ここで沢を渡り、しばらくはカムイサンケナイ川の右岸沿いに進むと、いきなり右手に急登になります
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 以前はカムイサンケナイ川沿いに下っていたのが、2004年からは尾根上を辿る新道が付けられたとのこと-この尾根に登るのが急登になっていて、しかもドロドロ状態です
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 尾根に登ったところに丸太を切った踏み台があります
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 新道をカムイ天上めざして歩きます-ところが、これが泥田状態になっていて、登山道の端を歩かなければなりません-トムラウシ温泉から飛帰りピストンしてきた登山者の話では、午前はこんなもんじゃなく、もっとひどかった(長靴が必要であった)とのこと
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 新道の途中で振り返るとトムラウシ山の見納めとなります
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 カムイ天上にに到着(13:15) 10分休憩
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 どんどん下っていき、短縮コース分岐点-短縮登山口までは0.7㎞ですが、トムラウシ温泉まではまだ3.3㎞もあります-これがなかなか高度が下がらず、一部では登りもあったりして、最後に一気に急降下になっていました
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 トムラウシ温泉登山口に着きました(14:55)
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 国民宿舎「東大雪荘」はすぐのところです-到着後、直ちに生ビールをぐいっと飲み干したことは言うまでもありません

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 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使 第438号)

<コースタイム>
530ヒサゴ沼避難小屋 605ヒサゴのコル 620日本庭園 800北沼分岐820 850▲トムラウシ915 935南沼分岐 1015トムラウシ公園 1040前トム平(昼食)1125 1200コマドリ沢分岐 1315カムイ天上1325 1400短縮コース分岐 1455トムラウシ温泉


by kitayama-walk | 2011-08-03 23:07 | 日本百名山 | Comments(2)
Commented by Chika at 2011-08-18 16:36 x
よろしおますねー、またホッカイドーですか☆
いつか行ける日がきたら参考にさせてもらいます^^v

お盆はジャンでした。
馬の背、去年より怖くなくて写真も撮れましたよ~♪♪
下りじゃなく登りですが^^;
Commented by kitayama-walk at 2011-08-18 23:59
 へへへ、北海道、でっかいどう!なんてね。あと、幌尻岳と羊蹄山が残っているので、次はいつ行けるかな?

 お盆じゃんだったんだすね。途切れていた間ノ岳と天狗のコルの間が繋がったじゃないですか。次は、反対に奥穂⇒西穂に歩いてみて下さ
い。ついでに槍から大キレット超えて一気にというのはいかがですか。

 ふふふ、馬の背は下りましょう。チビリますって。前向きなら、もう確実ですね。


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