山好き的日々@京都北山

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2012年 10月 26日

両神山-険しい岩峰を抱く奥秩父の畏山

【日 付】 2012年10月26日(金曜)
【天 候】 晴れ
【山 域】 奥秩父
【メンバー】 単独行

【コース】 八丁トンネル登山口-八丁峠-行蔵峠-西岳-東岳-両神山-両神神社-両神山-東岳-西岳-行蔵峠-八丁峠-八丁トンネル登山口

 両神山は、奥秩父山系の北端に位置し(西上州との境界)、鋸歯状の岩稜が連続する岩山である。峻険な独立峰なので、里から見ても、タケノコのようににょきにょきと立っている岩峰が登行意欲をかき立ててくれる。両神山の山名の由来には、いくつかの説があるが、イザナギ・イザナミの両神を祀ったことからつけられたと考えるのが素直でわかりやすい。

 登山コースはいくつかあるが、その中でも最もポピュラーなのが日向大谷(ひなたおおや)から両神神社への表参道を辿る登山道である。実は、2012/6/1このコースで山頂をめざそうとしたが、生憎の雨模様のため、断念したことがあり、今回はリベンジである。しかし、どうせ登るなら、八丁峠から林立する岩峰に連続するクサリ場をアップダウンしながら登って行く八丁尾根コースをピストンすることにした。なお、深田久弥は、表参道コースを登り、八丁尾根コースを下っている。

 「大よその山は、三角形であったり屋根形であったりしても、左右に稜線を引いて山の体裁を作っているものだが、両神山は異風である。それはギザギザした頂稜の一線を引いているが、左右はブッ切れている。あたかも巨大な四角い岩のブロックが空中に突き立っているような、一種怪異なさまを呈している。古くから名山として尊崇されているのも、この威圧的な山容からであろう。それはどんな山岳重畳の中にあっても、一目ですぐにそれとわかる強烈な個性を具えている。」(深田久弥「日本百名山」から)

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 金山志賀坂林道から八丁尾根を仰ぐ

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by kitayama-walk | 2012-10-26 23:33 | 日本百名山 | Comments(0)
2012年 10月 22日

毛無山-山頂から秀麗な富士を仰ぐ山

【日 付】 2012年10月22日(月曜)
【天 候】 晴れ
【山 域】 富士/御坂
【メンバー】 M井、M村、N野、kitayama-walk

【コース】 湯之奥登山口-山の神-大名屋敷跡-県境稜線-朝霧高原分岐-毛無山-朝霧高原分岐-県境稜線-大名屋敷跡-山の神-湯之奥登山口

 日本二百名山に選定されている毛無山は、朝霧高原を挟み、富士山と相対する天子山塊の最高峰(1964m)である。一等三角点の設置された眺望抜群の山頂を持つもので、やはり何と言っても、富士山が眼前に迫る様は圧巻の一言である。山頂は低灌木とカヤトで覆われていて樹木が少なく、そのため「毛無し」の山名がついたと言われている。

 今回は、少しマイナーなコースである下部温泉から林道を遡った湯之奥登山口からのアプローチをとった。樹林帯の中の急登を汗して登ると、県境稜線に出た途端に、眼前に富士山が屹立し、朝霧高原が広大に展開されている。まさに登りの労苦を一気に癒してくれる山である。

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 県境稜線から仰いだ秀麗な富士山

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by kitayama-walk | 2012-10-22 23:43 | 日本二百名山 | Comments(0)
2012年 10月 14日

御嶽山-黒沢口から日帰り登山

【日 付】 2012年10月14日(日曜)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 御嶽
【メンバー】 biwaco、kitayama-walk

【コース】 六合目登山口-七合目(行場山荘)-八合目(女人堂)-黒沢十字路-剣ヶ峰-二ノ池新館-賽の河原-五ノ池小屋-継子岳-三ノ池分岐-開田山頂-八合目(女人堂)-七合目-六合目登山口

 御嶽山にはこれまで2回登っている。最初は濁河温泉から小坂口登山道で1泊登山。2回目は田の原から王滝口登山道で日帰り登山-単に剣ヶ峰までのピストンでは面白みが欠けるので、頂上周辺の御池巡りをすることにし、五の池まで足を延ばし、途中で摩利支天にも立ち寄った。今回は違う登山道ということで、黒沢口から日帰り登山を行った。これまで御嶽山は未踏だというbiwacoさんに声を掛けてご一緒することにした。しかし、今回も頂上周回を行うこととし、これまで未踏であった継子岳まで足を延ばしてみることにした。

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 剣ヶ峰から北アルプスを展望する

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by kitayama-walk | 2012-10-14 23:53 | 日本百名山 | Comments(0)
2012年 10月 07日

能郷白山-百名山から落ちた白山信仰の山

【日 付】 2012年10月7日(日曜)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 両白山地
【メンバー】 単独

【コース】 能郷谷林道ゲート-(自転車)-能郷登山口-一合目-林道出合-二合目-三合目-前山の肩-五合目-能郷白山山頂-白山権現社-五合目-前山の肩-三合目-二合目-一合目-能郷登山口-(自転車)-能郷谷林道ゲート

 能郷白山(1617m)は、加賀白山を開いた泰澄上人が、加賀白山の山頂から見渡したとき、西方にこの山が目に留まり白山権現の分祀を思いつき、開山し祠を祀ったと伝えられている山である。山頂に能郷白山神社奥宮の祠があり、能郷谷の麓=能郷集落には能楽堂のある白山神社(白山権現里宮)がある。加賀白山と区別する意味で能郷白山と呼ばれている。

 能郷白山は、残念ながら、百名山には入っていない。しかし、深田久弥はこう記している。「もし一つの県から一つの代表的な山を選ぶとしたら、という考えが前から私にあった。福井県はその県界の白山山脈南半の稜線上に多くの峰を有している。越前と美濃との境には、あまり世に知られていないたくさんの山が並んでいるが、千二、三百米前後では推すに足りない。その中で能郷白山(1617m)だけが一際高く、長大な白山山脈の最後の盛り上がりであり、一部の登山家の間に知られていた。私はこの山にもかねてから目をつけていた。選ぶとしたら、能郷白山か、荒島岳か。」と選定に悩んでいる。しかしながら、「山の気品のある点では、荒島岳が上だった。」と荒島岳が百名山に選ばれ、能郷白山は落選している。

 奥美濃の最高峰であり、一等三角点のある能郷白山は、展望がよく、そのどっしりとした山容はまさに奥美濃の盟主にふさわしい。この山に登ってみたいと以前から思っていたが、なかなかその機会に恵まれなかった。登山コースは、能郷谷コースと温見峠コースがある。温見峠からはコースタイムで2時間という短時間で山頂に立てる利点があるが、能郷谷からは古くからの登山道であり、気力・体力ともに必要なロングコースで、それだけに能郷白山の大きさ、山深さが実感できると言われている。こう聞けば、やはり能郷谷から登らねばなるまい。こう考えて、能郷谷コースで登ることにした。

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 能郷白山には一等三角点があるが、ササの切り開きの中にあり、眺望はない

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by kitayama-walk | 2012-10-07 23:51 | 日本二百名山 | Comments(4)
2012年 10月 05日

黒髪山-陶器の里・有田の名山に登る

【日 時】 2012年10月5日(金曜)
【天 候】 晴れ後曇り
【山 域】 九州北部/佐賀
【メンバー】 単独行

【コース】 竜門峡登山口-青牧峠-青螺山-河内岳(青螺東峰)-青螺山-青螺御前-見返峠-雌岩-黒髪山(天童岩)-蛇焼山-後の平-二股-竜門峡登山口

 10月4日職能団体会合が佐賀で行われ、これに参加する機会があったことから、佐賀県の山に登ってみようと計画を立てることにした。佐賀県の山で最も高い山を調べると経ヶ岳(1076m)であった。この山は、長崎との県境にある山で2009/10/24に登ったことのある山であった。そこで他の山を探してみると、背振山(1055m)、天山(1046m)、多良岳(996m)などがあったが、今ひとつぱっとしない。もちろん、百名山も二百名山もない。そこで思いついたのが、岩崎元郞氏の「新日本百名山」である。岩崎氏の百名山には、47都道府県から必ずひとつは選定されていることから、どんな山が選ばれているのか調べてみた。その山は、陶器の産地として名高い有田にある黒髪山であった。黒髪山はわずか標高516mという低山であるが、源為朝の大蛇退治の伝説が残る奇岩や数々の岩塔が並んでいるという特異な山容をもっているという。軽めの登山であるものの、おもしろい登山が楽しめると思い、黒髪山に登ることに決めた。

 登山コースはいくつかあるもが、時間的余裕があるので、岩崎氏の紹介していた、竜門峡山の家から青牧峠まで歩き、そこから尾根伝いに青螺山(せいらやま)に登り、見返峠に下った後、黒髪山(天童岩)に登り、竜門峡登山口に下るという周回コースにしてみた。

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 黒髪山山頂(天童岩)から青螺山と岩峰群を望む

by kitayama-walk | 2012-10-05 23:48 | その他 | Comments(0)