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2012年 08月 31日

金峰山(2599m)-奥秩父山塊の王者に登る

【日 付】 2012年8月31日(金曜)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 奥秩父/山梨
【メンバー】 単独行

【コース】 富士見平小屋-大日小屋-大日岩-砂払ノ頭-千代ノ吹上-金峰山小屋分岐-金峰山山頂-金峰山小屋-金峰山小屋分岐-砂払ノ頭-大日岩-大日小屋-富士見平小屋-瑞牆山荘

 金峰山(きんぷさん)と正確に漢字を読める人も少ないだろう。しかし、これは山梨県側からの呼び名であり、長野県側からは「きんぽうさん」と呼んでいるそうである。金峰山は、北奥仙丈岳(2601m)よりわずか2m低いが、奥秩父第2の高峰であり、その山容の秀麗高雅な点では秩父山群の王者であると深田久弥は絶賛している。それに山頂にある高さ15mほどの五丈石(岩)が絶妙のシンボルとなっていて、甲府盆地からもよく識別できると言われている。もともと金峰山は、大峰の金峰山(吉野山から山上ヶ岳までの連峰の総称)が本家で、修験道の総本山である。そのため全国各地に金峰山の名のつく山がいくつかあるが、いずれも大峰の金峰山の蔵王権現を勧請したことに因むそうである。五丈石の南の平らな場所は昔奥宮があったところで、籠堂があり、蔵王権現の像が安置してあったそうである。

 「秩父の最高点はこれよりわずか数メートル高い北奥千丈岳に譲るにしても、その山容の秀麗高雅な点では、やはり秩父山群の王者である。一般に奥秩父の山々はこれといった特徴がなく、しかも複雑に重なり合っているので、遠くから眺めて、いちいちの山を指摘するのがむずかしい。そんな時私はまず第一に金峰山に眼をつける。この山も漠然と見ただけでは、特に他と区別するような山相を持っていないけれど、ただその頂上の五丈石(御像石)が目じるしになる。」(深田久弥「日本百名山」から)

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 金峰山の山頂にある五丈石(岩)

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by kitayama-walk | 2012-08-31 23:15 | 日本百名山 | Comments(2)
2012年 08月 30日

瑞牆山-瘤岩と呼ばれる奇岩峰に登る

【日 付】 2012年8月30日(木曜)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 奥秩父/山梨
【メンバー】 単独行

【コース】 瑞牆山荘-富士見平小屋-小川山分岐-天鳥川出合-黒森分岐(弘法岩)-瑞牆山山頂-天鳥川出合-富士見平小屋

 瑞牆山(みずがきやま)という難しい漢字を読める人はそういないだろう。百名山になっていることから覚えている人がほとんどであろう。かくいう私もそうである。瑞牆山の特徴は、何と言っても、山頂部に林立する花崗岩で形成された巨岩・奇岩の峰である。その特異の風貌とそそり立つ岩峰群が登山者の登行意欲を刺激してくれる。麓の村では、昔、瑞牆山のことを「瘤岩」と呼んでいたそうである。

 8/29に東京出張があるので、奥秩父の百名山2座(瑞牆山・金峰山)に登る計画を立てた。この2座は近接しているので、富士見平小屋を起点にすれば、日帰り登山(ピストン山行)も可能であるが、そのためには瑞牆山荘を早朝に出発しなければならない。車で行くのであれば可能であろうが、バス利用となると前夜泊とならざるを得ない。そこで立てた計画は、前夜は韮崎のビジネスホテルに宿泊し、朝一番のバス(とは言っても韮崎駅8:50発-瑞牆山荘10:05着)を利用し、初日に金峰山をピストンし、富士見平小屋に泊まり、2日目に瑞牆山に登り、不動滝に下り、周回して瑞牆山荘に戻るというコース設定である。

「由来はどうであれ、瑞牆という名は私は大変好きである。そしてこの名はこの山にふさわしいと思う。瘤岩と呼ばれたほど、大きな岩のゴツゴツ立っている山である。その大岩の群れを、神の宮居の玉垣すなわち瑞牆と見立てられないことはない。(中略)この山は岩峰の集合体とでも言うべきか。岩峰群を持った山は他にもあるが、瑞牆山のユニークな点は、その岩峰が樹林帯と混合しているところである。まるで針葉樹の大森林から、ニョキニョキと岩が生えているような趣である。」(深田久弥「日本百名山」から)

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 瑞牆山を望む(砂払の頭から)

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by kitayama-walk | 2012-08-30 23:23 | 日本百名山 | Comments(4)