山好き的日々@京都北山

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2009年 09月 27日

正面に現れたジャンダルム

 2日目の朝、ガスが次第に上がって切れ始めたことから、再び穂高岳山荘から奥穂高岳山頂をめざしました。朝日を浴びてジャンダルムが輝いていました。この光景に引きずられて、ちょっとだけ西穂方面に足を伸ばしてみました。

 すなわち、最初の関門「馬の背」の下りが結構怖かったです。一歩間違えると命はありません。ロバの耳の手前までくると、先日の事故でロバの耳に中腹にヘリの残骸が生々しく残されていました。
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 ロバの耳の手前でジャンダルムを拝む

by kitayama-walk | 2009-09-27 23:07 | 日本百名山 | Comments(4)
2009年 09月 26日

晴れた奥穂高岳-4度目の正直

 これまで奥穂高岳には3回チャレンジしてきましたが、いずれもガスに覆われて眺望が全くありませんでした。仙丈ヶ岳と並んで、私には「鬼門」となっている奥穂高岳に4回目の挑戦となりました。今回は、初日の夕方と2日目の朝にクリアな眺望が得られました。

 「穂高岳は昔御幣岳ともいった。空高くそびえる岩峰が御幣の形に似ていたからである。また奥岳とも呼ばれた。人里から遠く離れた奥にあったからであろう。梓川ぞいにバスが通じて以来、人々はたやすく神河内(上高地)に入り、そこから穂高を仰ぐことができるようになったが、それ以前は徳本峠を越えなければならなかった。峠に立った時、不意にまなかいに現れる穂高の気高い岩峰群は、日本の山岳景観の最高のものとされていた。」(深田久弥「日本百名山」より)
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 初めて晴れた奥穂高岳の山頂

by kitayama-walk | 2009-09-26 23:43 | 日本百名山 | Comments(0)
2009年 09月 23日

秘湯「祖母谷温泉」に遊ぶ(最終日)

 白馬岳から下山し、祖母谷(ばばだに)温泉に宿泊し、のんびりと疲れを癒すことにしました。白馬岳登山口から林道を10分ほど歩くと、祖母谷温泉に着きます。源泉が二つあり、当地に湧出するものと、上流側の「祖母谷地獄」からの引湯があり、前者は内湯に使われ、後者は露天風呂には引湯が使われいます。1軒宿の「祖母谷温泉」は、旅館ではなく山小屋であり、相部屋になったり、消灯時間があります。

 この祖母谷温泉があるところは、祖母谷と祖父谷(じじだに)との合流点ですが、祖母谷だけに温泉が湧き、祖父谷には温泉は湧いていません。その謂われには、次のような説話があるそうです。

 昔、藩の黒部奥山廻り役に「竜左衛門」という侍がいました。その妻「お新」は片時も竜左衛門のそばから離れないほど嫉妬心が強い女でした。お新のあまりの嫉妬深さに、竜左衛門はお新から離れるため信州に逃げようと企み、大嵐の夜、ついに計画を決行しました。しかし、これに気づいたお新は、自分を捨てた夫に怨念を燃やし、竜左衛門を追いかけました。 欅平を過ぎた先で、左右に分かれる闇夜の谷を、竜左衛門は右に逃れ、お新は左に追いかけました。夜の暗闇に険しい崖路のこと、やがて二人とも深い谷底へ足を踏み外し、死んでしまったといいます。このことにちなんで、お新が死んだ谷を祖母谷、竜左衛門が死んだ谷を祖父谷というようになったそうです。この祖母谷では、今でもお新が怨念の炎で熱湯を湧き出させているという言い伝えがあり、祖母谷の河原のあちこちで湯が湧き上がる様子を見ることができます。
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 祖母谷温泉の露天風呂(男子)

by kitayama-walk | 2009-09-23 23:57 | その他 | Comments(2)
2009年 09月 22日

白馬岳から清水岳を経て祖母谷温泉へ下る(3日目)

 白馬岳からの下山は、かねてから計画していた祖母谷(ばばだに)温泉をめざすルートにしました。このコースは、登山者が少なく、標高差2068mの下りで、変化に富んだハードなルートであるため、山慣れた登山者のみ許されるとされているだけに、余計に魅力を感じてしまいました。

 確かに、噂どおりのハードなコース(7時間半)でしたが、清水尾根までは眺望もよく、たくさんの花が咲いている素晴らしいコースだと思いました。惜しむらくは、今回は花がほとんど終わった時期であり、かつガスに覆われていたことです。それでも、その名残を見せるように、チングルマの花の終わった綿毛が群生していました。
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 清水尾根を行く-花が終わり綿毛になったチングルマの群生

by kitayama-walk | 2009-09-22 23:32 | その他 | Comments(0)
2009年 09月 21日

不帰キレットを越えて白馬三山縦走(2日目)

 2日目は、いよいよ、今回の山行の核心部分である唐松岳から不帰キレットを越えて、白馬三山(鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)を縦走する日です。予報は晴天に恵まれるということで、今回の山行では最高の日となりました。不帰キレットは、思ったよりも簡単に通過することができましたが、天狗の大登りや鑓ヶ岳や杓子岳へのアップダウンが思った以上に堪えました。

 「私はこの山を東西の横から眺めるよりも、南北の縦から望んだ姿が好きである。縦から見た白馬岳は、横から見たのと、別人の観がある。東側が鋭く切れ落ち、キッと頭を持ち上げたさまは、怒れる獅子といった感じをいつも私は受ける。颯爽たる姿である。」(深田久弥「日本百名山」から)
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 鑓ヶ岳から杓子岳(右)と白馬岳(左)を望む

by kitayama-walk | 2009-09-21 23:32 | 日本百名山 | Comments(0)
2009年 09月 20日

唐松岳から白馬岳へ縦走(初日)-八方尾根を登る

 今年9月は大型連休のSW(5連休)があるということで、7月、8月の夏本番の天候が不順だったこともあり、ここで縦走計画を立てることにしました。昨年は、大キレット八峰キレットと北アルプス3大キレットを歩いたことから、残る不帰キレット越を実行することにしました。北から南へ歩くか、南から北に歩くか、思案しましたが、下山には祖母谷温泉へ下ってみたいという思いがあったことから、南から北への縦走としました。

 <今回のコース>
  初 日 八方池山荘-八方尾根-唐松山荘
  2日目 唐松山荘-唐松岳-不帰キレット-天狗の頭-白馬鑓ヶ岳-杓子岳-白馬山荘-白馬岳
  3日目 白馬山荘-裏旭岳-清水岳-不帰岳避難小屋-登山口-祖母谷温泉
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 牛首岳から唐松岳を望む(右手にあるのは唐松山荘)

by kitayama-walk | 2009-09-20 23:10 | 日本三百名山 | Comments(0)
2009年 09月 14日

阿弥陀岳は360度パノラマが広がっていました(2日目)

 2日目の朝、目が覚めると、外は真っ白なガスに覆われていました。またしても、赤岳に拒まれてしまったのかと口惜しい思いが込み上げてきました。ただ、気温が上昇ぎみなので、ガスはそのうち切れてくることが予想されました。しかし、いつまで待てばよいのかわかりません。今日の行動予定のこともあり、出発をそう遅らせるわけも行かず、午前6時5分に山頂山荘を出発しました。すぐに着いた頂上はまだガスの中。時折、ガスが薄くなって青空が見えるという状況でした。

 中岳のあたりから次第にガスが切れ始め、阿弥陀岳山頂ではほとんどガスが切れて、赤岳は私の前にその姿を現しました。ただ、惜しむらくは逆光の中。しかし、富士山、南アルプス北部、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス-穂高岳から白馬岳まで、くっきりと見渡すことができました。
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 阿弥陀岳山頂から、逆光の中、赤岳を望む

by kitayama-walk | 2009-09-14 23:48 | 日本百名山 | Comments(0)
2009年 09月 13日

八ヶ岳の主峰・赤岳へ(初日)

 八ヶ岳の主峰は、言わずと知れた赤岳ですが、これまで2度登りました。1回目は、赤岳鉱泉から硫黄岳、横岳を経て、2回目は行者小屋から地蔵尾根を経てでした。しかし、いずれも天気に恵まれず、山頂ではガスに包まれるという憂き目に遭いました。

 そこで、今回は3度目の正直ということで、天気予報のよい9/13-14の2日の行程で、初日は桜平から夏沢峠に登り、そこから硫黄岳、横岳を縦走して、赤岳に至り、2日目は中岳から阿弥陀岳に登り、御小屋尾根を経て美濃戸口まで下るというコース設定にしました。

 「40年前、私が初めて登った時は、八ヶ岳はまだ静かな山であった。赤岳鉱泉と本沢温泉をのければ、山には小屋など一つもなかった。5月中旬であったが、登山者にはひとりも出会わなかった。もちろん、山麓のバスもなかった。建って2、3年目の赤岳鉱泉に泊まり、その翌日中岳を経て赤岳の頂上に立った。横岳の岩尾根を伝って、広やかな草地の硫黄岳に着き、これで登山は終わったとホッとしたが、それが終わりではなかった。」(深田久弥「日本百名山」から)
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 横岳の日ノ岳付近から赤岳を望む

by kitayama-walk | 2009-09-13 23:33 | 日本百名山 | Comments(2)
2009年 09月 07日

10年ぶりの大山(伯耆富士)登山

 職場の慰安旅行で皆生温泉に行きましたが、ついでに半日かけて大山に登ってきました。大山は10年前(1999年)に私が初めて登った百名山でした。このときも快晴のもとで登山しましたが、今回も晴天に恵まれました。夏山登山口から出発し、夏山登山道を登り、2時間で山頂に到着することができました。山頂からは360度パノラマが広がっており、遠く四国の石鎚山まで見渡すことができました。

 「だいたい中国地方には目立った山が少ない。その中でひとり大山が図抜けて高く、秀麗な容を持っている私がその頂上に立った日は、澄み渡った秋晴れで、山陰・山陽の脊梁をなす山々はもちろん、・・・あれは四国の山ではないかと訝ったほど遠くまで見えた。・・・しかし、何々富士ならどこにでもある。大山がそれ以上に私を感歎させたのは、その頂上のみごとな崩壊ぶりであった。東西に長い長稜は、剃刀の刃のように鋭くなって南面・北面へなだれ落ちている。まるで両面から大山を切り崩しにかかっているふうに見える。」(深田久弥「日本百名山」から)
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 弥山山頂(1710m)から最高峰・剣ヶ峰(1729m)を眺望しています(手前が弥山の三角点峰、向こうに見えるのが剣ヶ峰)

by kitayama-walk | 2009-09-07 23:17 | 日本百名山 | Comments(2)