山好き的日々@京都北山

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カテゴリ:日本百名山( 98 )


2014年 10月 18日

白山-初冠雪と紅葉の端境期を楽しむ

【日 付】 2014年10月18日(土曜)
【天 候】 晴れ
【山 域】 両白山地
【メンバー】 N野、その妹、kitayama-walk

【コース】 別当出合-別当坂出合-仙人窟-殿ヶ池避難小屋(建築中)-馬の立て髪-蛇塚-黒ボコ岩-室堂センター-▲御前峰-剣ヶ峰-翠ヶ池-血の池-千蛇ヶ池-室堂センター-展望歩道出合-アルプス展望台-南竜ヶ馬場-砂防新道出合-甚之助避難小屋-別当覗-中飯場-別当出合

 今年も白山に登る機会を得た。とはいっても、6/1に次いで今年2回目の機会である。いつもよりは少々遅い時期であるだけに、10/7立山、10/16御嶽山と富士山が初冠雪を迎えているだけに、白山もそろそろ冠雪するのではないかと少し心配もした。未明の午前2時過ぎに京都を出発し、友人のN野の実家(白山市下吉野)近くの「吉野工芸の里」付近のローソンで5時に待ち合わせをして別当出合に向かった。今週末から交通規制がなくなり、別当出合まで車で入ることができる。さすがに早朝ということと、交通規制がなくなりシャトルバスの運行がないことから車も少ない。それでもゲート前の路肩の駐車地はほぼ満車状態であったが、何とか駐めることができた。今日は快晴の天気が保証されているので、最初からワクワクどきどきした。ゲートから別当出合に向かう途中で、チブリ尾根に続く山がうっすらと白くなっているのがわかり、初冠雪が予想された。

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 登山者のいない剣ヶ峰にて

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by kitayama-walk | 2014-10-18 22:33 | 日本百名山 | Comments(0)
2014年 10月 10日

日光白根山(奥白根山)-「荒ぶる神の山」に登る

【日 付】 2014年10月10日(金曜)
【天 候】 晴れ
【山 域】 上州(日光)
【メンバー】kitayama-walk(単独行)

【コース】 湯元温泉(板屋)-湯元スキー場(登山口)-登山道入口-外山のコル-天狗平-前白根山-五色沼避難小屋-▲奥白根山-弥陀が池-五色沼-五色山-国境平-白根山登山口-湯元温泉(板屋)

 奥白根山は、草津白根山と区別するため、日光白根山と呼ばれている。標高2578mもあり関東以北の山では最高峰であり、もちろん日本百名山でもある。日光火山群の最西部に位置し、上州群馬(片品村)との県境に聳えるこの山は、明治以降幾度も水蒸気噴火を起こしている。つい最近木曾の御嶽山が突然の大噴火を起こしただけに懸念もされた。しかし、美しい火口湖を擁し、温泉にも恵まれた魅力ある山だけに是非とも登ってみたいと思っていた。

 今年5月中旬機会を見つけて残雪の日光の男体山と奥白根山に登ろうとしたが、男体山は登れたものの、奥白根山は強風と降雨のため敗退を余儀なくされた。今回は紅葉の奥白根山をめざして登山することにしたところ、好天に恵まれることとなった。奥白根山は百名山であるが、主たるルートは3つある。①丸沼ルート、②菅沼ルート、③湯元温泉ルートである。①は丸沼高原スキー場からロープウェイを利用するコースで登山者が多いので却下。②は周回コースをとることができるが、登山口へのアプローチにタクシー等の車が必要である。③は宿泊する湯元温泉からスタートする周回コースをとることができ、かつロングコースとなるので登山者が少ないこと、また五色沼と弥陀ヶ池をセットできることから、③を選択することとした。

  「奥日光に遊ぶ人は、すぐ前にある大きい男体山や太郎山に目を奪われて、奥白根山に注目する人は極めて少ない。中禅寺湖畔から戦場ヶ原の一端に立つと、原を距てて左手に連なる前山の上に、奥白根山の尖端がわずかに見えるが、進むに従って姿を消し、湯元では全く見えない。だから日光白根山と言っても、誰の目にも親しい山ではない。(中略)私は日光側から登った。湯元から白根沢の急坂を攀じて前白根山の頂に着くと、眼の前に奥白根山が大きくそびえている。(中略)奥白根の山頂は一種異様である。それは蜂の巣のように凹凸が激しく、どこを最高点とすべきか判じ難い。小火口の跡があちこちに散在しており、それをめぐって岩石の小丘が複雑に錯綜している。その丘の一つに貧弱な小祠があって、白根権現が祀ってある。少し離れた小丘の上に三角点があったから、そこを最高点と見なしていいだろう。」(深田久弥「日本百名山」)

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 奥白根山と五色沼(前白根山から)


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by kitayama-walk | 2014-10-10 23:28 | 日本百名山 | Comments(0)
2014年 07月 26日

荒島岳-変則8の字登山

【日 付】 2014年7月26日(土)
【天 候】 晴れ
【山 域】 越前大野
【メンバー】kitayama-walk(単独行)

【コース】 下山登山口(駐車地)-第1休憩所-第2休憩所-東陵出合-P1312-▲荒島岳-シャクナゲ平-小荒島岳-林道(廃道)出合-佐開登山口-シャクナゲ平-リフト跡-勝原登山口

 百名山の選者である深田久弥の出身地は石川県大聖寺であるが、母親の出身地が隣の福井県である(ちなみに深田は福井中学に通っている)。その福井県の百名山が荒島岳(1523m)である。荒島岳には、これまで積雪期を含めて3回登っているが、いずれも勝原(かどはら)コースである。このコースは、素晴らしいブナ林を堪能できることから、荒島岳登山コースの中では最も人気のある登山道である。しかし、2012年に新下山コースが拓かれたというので、今度はこの新コースを辿ってみたくなった。登り4時間と結構ハードな上級者コースとされている。あと、従来からある中出(なかんで)コースと最短の佐開(さびらき)コースがある。どうせなら、この4コースを一度に全部歩いてやろうと思うようになった。しかし、なかなか機会に恵まれなかったところ、ようやく巡ってきたのが7/26だ。天気予報では快晴で酷暑になるという。少々ためらいもしたが、行ってみることにした。

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 小荒島岳から荒島岳を望む

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by kitayama-walk | 2014-07-26 22:58 | 日本百名山 | Comments(0)
2014年 04月 23日

筑波山-最も標高の低い百名山(877m)

【日 付】 2014年4月23日(水)
【天 候】 晴れ
【山 域】 常陸
【メンバー】kitayama-walk(単独行)

【コース】 つつじヶ丘駅-弁慶茶屋跡-弁慶七戻り-母の胎内くぐり-出船入り船-裏面大黒-北斗岩-大仏岩-▲女体山(877m)-ガマ石-御幸ヶ原-薬王院分岐-露岩展望台-立身石-展望台-男体山(871m)-御幸ヶ原-中の茶屋跡-宮脇駅-筑波山神社-(つくば湯)

 筑波山は、日本百名山の中では最も標高の低い山である。深田久弥は、百名山の選定基準として、①山の品格、②山の歴史、③山の個性の3つを挙げているが、附加的条件として、おおよそ1500m以上という線を引いた。山高きをもって尊しとせずであるが、ある程度の高さがなくてはならない。しかし、その例外が筑波山(877m)と開聞岳(924m)である。深田が1000mにも満たない筑波山を百名山に選らんだ理由は歴史の古いことであった。加えて、関東平野にあって独立峰の山はさほどなく、意外と高く見えることである。双耳峰(女体山・男体山)は美しい山容をしており、古くから多くの歌人の詩歌に詠み歌われてきただけに、今も尚、多くの男女が山頂に相集う庶民の山である。

 「筑波山を日本百名山の一つに選んだことに不満な人があるかもしれない。高さ千メートルにも足りない、こんな通俗的な山を挙げるくらいなら、他にもっと適当な名山がいくらでもあるではないかと。しかし私があえてこの山を推す理由の第一は、その歴史の古いことである。(中略)関東周辺の山から遠くを眺めると、朝靄の上に鋭く立った峰がある。あんな所にあんな高い山はないなずだが、-としばらく戸惑った後、それが筑波山であることを悟るのであった。(中略)この二峰並立が筑波山のいい姿であって。昔から男神女神として崇められてきた。東峰を女体山としてイザナミノミ命を、西峰を男体山としてイザナギノ命を祀った。」(深田久弥「日本百名山」から)

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 女体山山頂にて(877m)



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by kitayama-walk | 2014-04-23 21:16 | 日本百名山 | Comments(0)
2013年 09月 17日

御嶽山-台風一過のピーカン登山

【日 付】 2013年9月17日(火)
【天 候】 快晴
【山 域】 木曾
【メンバー】 kitayama-walk(単独)

【コース】 田の原登山口-大江権現-七合目(金剛童子)-九合目(避難石室)-王滝頂上(奥社)-▲剣ヶ峰-継母岳分岐-二ノ池新館-サイノ河原-摩利支天乗越-▲摩利支天山-摩利支天乗越-五ノ池小屋(飛騨頂上)-▲継子岳-四ノ池-三ノ池(開田頂上)-サイノ河原-二ノ池本館-黒沢十字路-王滝山頂-田ノ原登山口

 9/14-17で南アルプスの縦走を計画していた。しかし、まず9/14が所用でつぶれる。そこで9/15-16で戸隠山・黒姫山に変更した。ところが台風18号のため、これもあえなく中止となった。残った最後の9/17は予報によると台風一過の好転が見込めるとのこと。これは山の神様の申し訳ないプレゼントだと思い、日帰り登山を決める。京都から日帰りが可能な3000m級は白山か御嶽山くらいか。8/26白山に登っているので御嶽山に決定した。

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 八丁ダルミから剣ヶ峰三丁を望む

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by kitayama-walk | 2013-09-17 23:47 | 日本百名山 | Comments(0)
2013年 08月 18日

雨飾山-名前に惹かれて登った双耳峰

【日 付】 2013年8月18日(日)
【天 候】 晴れ
【山 域】 北信
【メンバー】F田、kitayama-walk

【コース】 雨飾高原キャンプ場(登山口)-ブナ平-荒菅沢-笹平(稜線出合)-雨飾温泉(梶山新湯)分岐-北峰-▲南峰-笹平-荒菅沢-ブナ平-雨飾高原キャンプ場(登山口)

 雨飾山は、妙高連峰の西端に静かにたたずむ双耳峰の山である。その名前の語感は実に麗しい。その名前に惹かれて登ってみたいと思ったのはもう10年も昔のことであったが、このときは天候不良のため断念してしまった。それから長い年月が経過してしまい、私にとっても「久恋の頂」となっていた。かの深田久弥は、最初北面の梶山新湯(雨飾温泉)から登ろうとしたが、道を探しあぐねた末、分からず仕舞いで引き返している。次に南側の小谷温泉から登ろうとして土地の人に案内を頼んだのだが、雨に祟られて四日間待つも空しく引き上げた。そして、戦後の秋の晴れた日、小谷温泉から三度登り、ついに久恋の頂に立ったのであった。雨飾山にはどうしても晴れた日に登りたいという長い間の念願が今回は達せられた。

 「雨飾山という山を知ったのは、いつ頃だったかしら。信州の大町から糸魚川街道を辿って、佐野坂を越えたあたりで、遙か北のかなたに、特別高くはないが品のいい形をしたピラミッドが見えた。しかしそれは、街道のすぐ左手に立ち並んだ後立山連峰の威圧的な壮観に目を奪われる旅行者にはほとんど気付かれぬ、つつましやかな、むしろ可愛らしいと言いたいような山であった。私はその山に心を引かれた。雨飾山という名前も気に入った。」(深田久弥「日本百名山」から)

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 笹平から雨飾山山頂を望む

by kitayama-walk | 2013-08-18 22:31 | 日本百名山 | Comments(0)
2013年 08月 17日

高妻山-ピラミダルな山容をもつ戸隠連峰の最高峰

【日 付】 2013年8月17日(土)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 北信
【メンバー】F田、kitayama-walk

【コース】 戸隠キャンプ場バス停-戸隠牧場入口-ゲート(牧柵)-滑滝-帯岩-一不動(避難小屋)二釈迦-三文殊-四普賢-五地蔵山(1998m)-六弥勒-七薬師-八観音-九勢至-八丁ダルミ-十阿弥陀-▲高妻山(2353m)-六弥勒-(弥勒尾根)-戸隠牧場入口-戸隠キャンプ場バス停

 戸隠連峰の最高峰である高妻山は、均整の取れたピラミダルな山容をもち、古くから山岳修験の行場として知られ、登山道には釈迦、弥勒、薬師、観音などの石祠が残っている。戸隠山の奥に位置する高妻山への登山ルートは、一不動から五地蔵山を経ていくほかはない。戸隠キャンプ場から牧場を横切って、滑滝、帯岩というクサリの岩場を通過し、一不動のある稜線に出る。稜線に出てからは、小さいけれどもアップダウンを繰り返しながら次第に高度を上げていく。そして、最後は八丁ダルミの最低鞍部から強烈な急登を経て山頂に達する。山頂からの展望は360度のパノラマが広がっていて、北アルプス連峰を眺望することができる。登山道はピストンするが、六弥勒からは最近切り拓かれた弥勒尾根を急降下して、戸隠キャンプ場に戻った。

 「戸隠・飯縄・黒姫連山での最高峰であるのみならず、山の品格からいっても一番立派であるにもかかわらず、登る人が少ない。(中略)もう二十数年前、私は一人で高妻・乙妻へ登るつもりで、この五地蔵まで行って、当時そこにあった破れ小屋に泊まった。しかし、翌朝は深い霧で、少し先は何も見えない。霧の晴れるのを待ったがその甲斐なく、とうとう断念して引き返したことがある。(中略)高妻山に登りそこねてから年久しく、私の胸にはいつもプランはありながら機会がなかった。ようやくその宿願をかなえることが出来た。朝の四時に中社の宿を出て、戸隠牧場まで爽やかな夜明けを歩き、そこから一不動に登った。五地蔵から二つのコブを越えて、高妻山への長い登りは急峻で、実に辛かった。ようやく頂上に達して私の喜びは無上であったが、もう乙妻まで足を伸ばす元気がなかった。」(深田久弥「日本百名山」から)

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 均整のとれたピラミダルな山容をもつ高妻山

by kitayama-walk | 2013-08-17 23:02 | 日本百名山 | Comments(0)
2013年 08月 08日

甲武信岳-奥秩父の「へそ」に登る

【日 付】 2013年8月8日(木)
【天 候】 晴れ後曇り
【山 域】 奥秩父
【メンバー】kitayama-walk(単独行)

【コース】 西沢渓谷入口-近丸新道登山口-戸渡尾根出合(P1869)-主稜線出合-▲木賊山-甲武信小屋-甲武信岳(2475m)-甲武信小屋-木賊山-戸渡尾根分岐-徳ちゃん新道分岐-西沢山荘(徳ちゃん新道登山口)-西沢渓谷入口

 奥秩父の百名山の最後は甲武信岳だ。甲武信岳は、本州の中央分水嶺にあり、甲斐・武蔵・信濃の三国境にあることから名づけられた山である。以前は、「拳」という字が当てられていたこともあるという。深田久弥は、コブシという名前のよさ-歯切れのよい、何か颯爽とした山を思わせると書いている。それに、千曲川(信濃川)、荒川、笛吹川(富士川)という大きな河川の最初の一滴がこの山から生み出されているというのもいい。

 奥秩父の主稜線を縦走するという壮大な登山もあるが、日程的なことを考えると日帰りにしたい。その場合、毛木平から信濃川の源流を遡って山頂に立つのが最も登りやすいが、アプローチが遠いのが難点である。そこで、アプローチのよい中央本線沿いから西沢渓谷入口に行き、登りは近丸新道、下りは徳ちゃん新道を利用するという若干の変化を加えたピストンコースを選択することにした(標準コースタイム9時間20分)。

 「頂上に祠もなければ、三角点もない。奥秩父でも、甲武信より高い峰に国師や朝日があり、山容から言ってもすぐ北の三宝山の方が堂々としている。甲武信は決して目立った山ではない。にもかかわらず、奥秩父の山では、金峰の次に甲武信をあげたくなるのはどういうわけだろうか。おそらくそれはコブシという名前のよさ-歯切れのよい、何か颯爽とした山を思わせるような名前のせいかもしれない。(中略)甲武信岳から、千曲川、荒川、笛吹川、三つの川の源流が出ている。その点から言っても、甲武信は奥秩父のヘソと言いたい山である。頂上に降った一滴は、千曲川に落ちて信濃川になり日本海に入る。他の一滴は荒川に落ちて大東京を貫流し東京湾に注ぐ。さらに次の一滴は笛吹川に落ちて富士川となり太平洋のものとなる。」(深田久弥「日本百名山」より)

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 木賊山直下のガレ場から甲武信岳を望む

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by kitayama-walk | 2013-08-08 23:13 | 日本百名山 | Comments(0)
2013年 07月 10日

大菩薩嶺-小説「大菩薩峠」で知られる百名山

【日 付】 2013年7月10日(水)
【天 候】 晴れ
【山 域】 奥秩父(甲斐)
【メンバー】kitayama-walk(単独行)

【コース】 上日川峠-福ちゃん荘-大菩薩峠-妙見ノ頭-雷岩-▲大菩薩嶺(2057m)-丸川峠-丸川峠分岐-大菩薩峠登山口(裂石)-大菩薩の湯

 奥秩父の百名山は、これまで雲取山、両神山、瑞牆山、金峰山と登ってきたが、あと残るは甲武信ヶ岳と大菩薩嶺の2つだ。このうち大菩薩嶺は、首都圏からの日帰り登山のできる山として、山梨県内では三ツ峠山(二百名山)と人気を二分している。大菩薩と聞いて思い浮かべるのは、中里介山の長編小説「大菩薩峠」である。私自身、この小説を読んだことはないが、日本一の長編小説で、しかも未完で終わっていると聞いていたことから、興味関心があった。この山について調べてみると、標高2000mの稜線にあり、とくに大菩薩峠から大菩薩嶺と続く草尾根からは、富士山と南アルプスの山々の展望を眺めらながら歩けるということであった。ならば、天気のよい快晴の日に歩いてみたいと思っていたが、今回は早い梅雨明けのおかげで実現した山行であった。

  「大菩薩峠が大勢の人に親しまれるようになったのは、その名前の文学的魅力だけではない。初心者によってまことに恰好な山だからである。東京から日帰りができるし、いろいろ変化のある安全なコースが開かれているし、展望はすばらしく雄大だし、それに二千メートルの高さの空気を吸うことができる。峠から大菩薩岳(嶺)にかけて甲州側は広々とした明るいカヤトで、そこに寝ころんで、富士や南アルプスを眺めているのは、全くいい気持ちである。」(深田久弥「日本百名山」より)

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 大菩薩峠から稜線越しに大菩薩嶺を望む

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by kitayama-walk | 2013-07-10 23:59 | 日本百名山 | Comments(0)
2013年 02月 10日

御嶽山-厳冬期の王滝口登山道ピストン

【日 付】 2013年2月10日(日)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 木曾
【メンバー】 Tt野さん、kitayama-walk

【コース】 おんたけ2240スキー場ゴンドラカラマツ(山麓)駅-三笠の森(山頂)駅-田の原登山口-大江権現-七合目(金剛童子)-九合目(避難石室)-王滝頂上(奥社)-剣ヶ峰(山頂3067m)-王滝山頂-七合目-田の原登山口-三笠の森駅-カラマツ駅

 木曾の御嶽山(3067m)には、これまで3回登ったことがあるが(王滝口、黒沢口、小坂口)、積雪期には登ったことがない。田の原登山口からの王滝口登山道であれば、積雪期でもおんたけ2240スキー場のゴンドラリフトを使えば、田の原登山口(2180m)までのアクセスが簡単であり、その先も標高差約900mであるため、登頂が可能であることがわかった。実は、2011/3/12にその登山計画を実行する予定であったが、ご存知のとおり、前日3/11に大震災が起こったため断念せざるを得なかった。今シーズンこそ、積雪期御嶽山登山を実行しようと計画を温めていたところ、この三連休の中日に天気予報もよい絶好のチャンスが訪れたので、満を持して実行することにした。

 予定では、田の原登山口からスノーシューでできるだけ歩き、途中でアイゼンに履き替えて剣ヶ峰の山頂をめざす。天候と雪の状態を見定めた上で、山頂のお鉢巡り(二の池まで周回)を実行することにした。

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 田の原登山口手前から御嶽山を望む

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by kitayama-walk | 2013-02-10 23:09 | 日本百名山 | Comments(0)