2008年 12月 27日

高畑山までピストン

 鈴鹿峠から油日岳まで県境尾根を縦走しようと計画していました。ところが、この日は滋賀県地方が寒波のため山間部に大雪が降りました。何とか鈴鹿峠に到着することはできましたが、県境稜線には20~30センチの積雪があり、油日岳までの縦走は無理と判断し、今回は高畑山までの往復に切り替えました。

 鈴鹿峠から高畑山までは1時間50分かかりましたが、無雪期よりは20分ばかり時間がかかっています。山頂では、晴れ間も出てきましたが、、まだ雲の流れが速く、すっきりしない天気でした。それにしても風が強く体感温度が低く、20分ほどで早々に引き返しました。
e0110500_13161428.jpg
 高畑山の山頂からは抜群の眺望があるはずでしたが・・・



 国道1号線を土山方面から亀山方面に向かい走ると、鈴鹿トンネルのかなり手前から上り車線と下り車線が(高速道路のように)別々になっています。鈴鹿トンネルに入る直前に、道路右側に分岐する道があり、ここを登っていきます。坂を登ったところの右手に大きな灯籠があります。これが万人講常夜灯(まんじんこうじょうやとう)です。ここにはトイレもありますが、東海自然歩道が通っているところで、この道の少し広がった路肩に車を駐めました。
e0110500_19321428.jpg
 この標識の根方に車を駐めました

 最初どこから取り付くのかよく分からず、少しうろうろしましたが、駐車地の東にある茶畑の端を登っていくと、樹林帯に入るところに目印のテープがあったので、ここから樹林帯の中に入ると、テープが続いていました。登山道らしくなかったのですが、少し登ると左手から登山道らしきものが現れました。実際には、駐車地から東海自然歩道を東に歩くと、鏡石というのがあり、この手前が鈴鹿峠になっていて、ここから高畑山への縦走路が始まっていました。
e0110500_20324767.jpg

e0110500_19392497.jpg
 間もなく登山道らしくなってきました

 20㎝ほど雪の積もった登山道にはトレースはありません。しかし、そう急な登りではないので、一歩一歩踏みしめるように登っていきます。15分ほど登ったところで、高畑山まで1時間10分の標識が出てきました。
e0110500_19431347.jpg
 高畑山まで1時間10分と書かれています

 尾根伝いに登っていくと、次第に雪も増えてきますが、適度な積雪といえ、歩くにはちょうどよいくらいかも知れません。左手に亀山方面が眺望できるところもありました。
e0110500_1951317.jpg

e0110500_19514568.jpg

e0110500_19535523.jpg

e0110500_1953669.jpg
 国道1号線が見えています

 やがて右手にガレ場が出てきました。雪があるので、滑らないように慎重に歩かなければなりません。このあたりからは樹氷が出てきました。
e0110500_2054841.jpg
 右にガレ場がある箇所を通過します
e0110500_2061632.jpg
 松の木にできた樹氷です

 さらに登っていくと、ナイフエッジと書かされ標識があり、両側が切れ落ちているヤセ尾根がありました。左手の方が樹木がないので切れ落ちているのがよく分かります。ここが「ナイフエッジ」と呼ばれるキレットのことですが、規模的には小さいので思ったほどの怖さはありません。しかし、雪があるので滑らないように注意が必要です。
e0110500_20145613.jpg
 ナイフエッジの標識があります
e0110500_2016434.jpg
 ナイフエッジに出てきましたが、あまり雪はついていません
e0110500_20164043.jpg
 エッジの先には小さなルンゼがあり固定ロープがあります
e0110500_20171286.jpg
 振り返って見たナイフエッジ
e0110500_2019499.jpg


 ナイフエッジ・キレットを越えると、一旦鞍部に下り、さらに低い笹や灌木の稜線を登っていきます。樹氷も結構あって目を楽しませてくれました。
e0110500_20225926.jpg

e0110500_20231299.jpg

e0110500_20232576.jpg

e0110500_20233957.jpg


 最後は笹のある溝状の道を登っていくと、景色がぱっと開けて高畑山の頂上に出てきました。ここは四囲の眺望が開けている好展望地となっています。今日はまだ天気の回復が遅く、時折晴れ間も見えていましたが、雲の流れが速く、冷たい風が吹き付けていました。
e0110500_20271178.jpg

e0110500_20272742.jpg
 雪に埋もれた三角点を掘り出しました
e0110500_2028794.jpg
 新名神の高架が見えています
e0110500_2028411.jpg
 高畑山から先に続く稜線

 高畑山の山頂は風のため寒く、20分程度しかいませんでした。帰りは往路を辿りました。
e0110500_20313094.jpg
 帰路のナイフエッジ
e0110500_20315574.jpg
 ナイフエッジ付近から高畑山山頂を眺める
e0110500_20342442.jpg
 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使 第438号)

<コースタイム>081227曇り後晴れ
1040鈴鹿峠駐車地 1150ナイフエッジ 1220高畑山1240 1200ナイフエッジ 1220昼食1250 1415鈴鹿峠駐車地


by kitayama-walk | 2008-12-27 23:09 | 鈴鹿山系 | Comments(6)
Commented by イチマル at 2009-01-10 22:11 x
雲が多くて景色はダメですが霧氷・樹氷がキレイですね。これなら滋賀県から遠く奈良の山まで行かなくでも十分に楽しめそうです。
私の金剛山の山レポアップしました。雪が少なかったです。
Commented by 三太夫 at 2009-01-11 08:24 x
 kitayama-walk さん、おはようございます。
 前日の夜からこの日の未明にかけて降った雪だったように記憶しております。結構の積雪だったようですね。それも登山口から……。
 初見の山でトレールがないとなれば、私たちなら確実に諦めて帰るところだが、流石は kitayama さんだと感心しました。
Commented by DJ Kei at 2009-01-11 21:46 x
県境尾根縦走,本格的にスタートですね.油日までの踏破はならなかったようですが,今後の展開に期待しています.
この日はかなり風が強かったのではないでしょうか.きれいな霧氷が見られたのはうらやましいです.
Commented by kitayama-walk at 2009-01-18 01:26 x
 イチマルさんも、鈴鹿南部の山には、この高畑山に登られていますよね。そのときは天気がよくて、山頂からの展望が素晴らしかったですね(パノラマ写真拝見させていただきましたよ)。私もまた次の機会には、油日岳まで縦走したいですね。
Commented by kitayama-walk at 2009-01-18 01:29 x
 三太夫さん、初見でトレースがなくても、様子見として行くことはできるのではないでしょうか。もちろん、無理と判断したなら撤退することになりますが。冒険心をくすぐられるのですね。いっちょう行ったろか!と。でも、まあ、遭難しないようにしないといけないので、その判断は慎重にしないといけません。
Commented by kitayama-walk at 2009-01-18 01:33 x
DJ Keiさん、鈴鹿縦走計画もスタートさせましたが、振り返ってみると、すでに半分くらいは歩いています。あとは虫食いになっている部分を埋めることになります。縦走の場合は登り口と降り口が違うことが多いので、山仲間と一緒にいくと、置き車ができていいのですね。今は、これが可能になっていますので、どんどんやろうと思っています。ただし、ヒル警戒期間の6月~9月は除外しないといけません。


<< アシウ台杉探訪山行-井ノ口山ほか      釈迦ヶ岳から三池岳へ縦走 >>