山好き的日々@京都北山

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2013年 01月 06日

綿向山-樹氷を期待して登山

【日 付】 2013年1月6日(日)
【天 候】 晴れ後曇り
【山 域】 鈴鹿中部
【メンバー】 単独行

【コース】 御幸橋駐車地-ヒミズ谷出合小屋-三合目(アザミ小舎)-五合目小屋-七合目(行者コバ)-(冬季登山道)-綿向山-(冬季登山道)-七合目-五合目小屋-三合目-ヒミズ谷出合小屋-御幸橋駐車場

 正月休みも今日が最後である。3日から4日にかけて積雪があり、5日が好天だったが、山に行けなかった。6日も天気はもつだろうということなので、雪の積もった綿向山に樹氷を期待して登ることにした。御幸橋駐車場からの綿向山ピストンならば時間はそうかからないので、今日は山頂で鎌ヶ岳や雨乞岳を見ながらゆっくりと鍋をやることにした。まだ時間があればイハイガ岳までピストンするつもりで出かけた。

 京都東ICから名神に乗り、八日市ICで降り、R421からR307を経て、綿向山への県道に入っていく。天気は晴れていて、ブルーメの丘付近にやってくると、行く手に綿向山が見えてきた。今日は青空の下での樹氷が期待できそうだ。音羽の交差点で左折し、登山口になっている御幸橋駐車場に向かった。午前8時過ぎに駐車場に到着したが、すでに十数台の車が駐まっていた。樹氷を見るなら、もう1時間は早く来るべきだったと少し後悔した。

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 麓から綿向山を眺望する(左は竜王山)




 身支度を整えて8:30出発する。いつもなら農道の方から行くのだが、今日はゲートが設けられていて閉まっているではないか。昨シーズンまではゲートはなかったと思う。仕方ないので川沿いの道を歩くことにする。堰堤の右側の階段を上ると林道に合流する。林道にはたくさんの踏み跡がついている。おそらく天気のよかった昨日にたくさんの登山者がやってきたのだろうと推測がつく。やがて表参道の登山口になっているヒミズ谷出合小屋に到着。少し歩いただけで体が温まってきてもう汗をかいている。アウターを脱ぐことにした。

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 御幸橋駐車場から川沿いに進む
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 向こうに見える堰堤を越えると林道と合流する
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 登山口となるヒミズ谷出合小屋

 ヒミズ谷出合小屋からは、ヒミズ谷に架かった橋を渡り、樹林の中の、あのジグザグの登山道を登っていく。もう何度も登っているので勝手知ったる道になっている。本当はかなりの傾斜のある斜面なのだが、振幅の大きいジグザグが切ってあるせいか、斜度をさほど感じさせず、疲れない登山道である。登山道には最初から積雪があり、アイゼンの跡もあったが、アイゼンなしでも十分登っていける。表参道登山道には一合目から山頂まで一合毎に標識があるが、ヒミズ谷出合小屋から一合目までが最も距離があるような気がする。二合目には送電線の鉄塔があり、三合目で林道と出合い、少し登るとアザミ小舎がある。三合目から五合目小屋までも植林の中のジグザグが続くが、距離的にはあっという間に到着する感じがする。

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 表参道登山口の標識
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 樹林帯の中をジグザグ切って登る
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 一合目までが結構長い
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 三合目で林道に出る
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 三合目の林道の上にあるアザミ小舎

 五合目小屋に到着したが、登り始めたときには晴れていた青空はすでに雲に覆われていた。ここからは日野町の町並みが展望できる。五合目で植林の中から抜け出て、傾斜のない登山道をトラバース気味に登っていくことになるが、いつの間にか周囲は自然林に変わっていて、雰囲気がよくなってきた。何の変哲もないところに六合目の標識があり、やがて行者コバと呼ばれる七合目に到着した。このあたりからブナの原生林が出てきて気持ちよくなってくる。この行者コバには祠が祀ってあり、左に役行者、右に不動明王の像がある。役行者は雪を纏っていて寒そうだが、不動明王は寒さなど些かも感じないというほどのオーラが出ていた。ここからは冬期ルートに入り、尾根を急登していくことになるのでアイゼンが必要になる。しかし、せっかくスノーシューをもってきたので、敢えてスノーシューを履くことにした。その方が荷物の軽減にもなる。急登ではあるが、スノーシューのクランボンが雪面をガッチリホールドしてくれるので滑らず、どんどんと登っていける。しかしながら、このあたりのブナやカエデの木に樹氷が見られない。すでに落ちてしまったわけではなさそうなので、今日はできていないのか。冬期ルートには八合目、九合目の標識はないが、小さなピークを2つほど越えると、イハイガ岳・竜王山への登山道と合流した。ここから綿向山山頂へは直ぐである。

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 五合目小屋に着いた
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 五合目小屋から日野町を見下ろす(すでに青空がなくなってしまった)
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 七合目の行者コバにある祠
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 祠の左には役行者(寒そうです)
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 右には不動明王(こちらは躍動感あって寒さを感じさせません)
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 行者コバを出発するとすぐに冬季ルートに入ることになる
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 冬季ルートの尾根にはたくさんの踏み跡がある
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 冬季ルートの最終地点

 山頂には、祠とケルン(青年の塔)があり、周囲には登山者が十人前後いる。しかし、残念ながら、鎌ヶ岳や雨乞岳はガスに覆われて見えない。1時間早く出発していればという思いが込み上げてきたが、どうしようもない。ガスが晴れそうな気配もなかったので、イハイガ岳に行くことは止めた。しかし、風はほとんどなかったので、予定どおり、まったりと鍋をすることにした。スーパーで買ってきたチゲ鍋に、追加の野菜と豚肉を取り出して、アルミ鍋に出汁を入れ、コンロにかけた。ところが、アルミ鍋からぽたぽたと汁が滴り落ちている。ザックに無造作に突っ込んでいたせいで、アルミ鍋に穴が開いていたのだ。幸いなことに穴が小さかったので補修することができた。すぐに沸騰してぐつぐつと煮えてきた。寒いときは鍋に限る。特に唐辛子系の鍋はあったまる。汗を流し、はふはふ言いながら、缶ビールを片手に食す。これまたうまい。雪山ならではのご馳走である。食後は山専ボトルに沸騰させて詰めてきた「午後の紅茶」(ミルクティー)を飲む。これまた熱くてうまい。今日は展望はなかったけれど、山頂でまったり鍋をすることができて満足である。

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 綿向山の山頂にて-今日はガスで眺望がない
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 今日はキムチ鍋である-寒いときはあつあつの鍋がいい

 もう1時間以上滞在した。体も冷えてきたので、下山しよう。もちろん、下山は往路をそのままピストンする。冬期ルートもスノーシューを履いているおかげで、滑らずどんどんと下っていける。踏み跡のない雪面を下る方がクランボンがよく食い込んで楽だ。あっという間に行者コバに着いた。ここでスノーシューを脱いでツボ足になる。午後になって雪も緩んできているのでアイゼンがなくても十分下っていける。時間は十分あるので下山もゆっくりと歩いた。御幸橋駐車場に戻るとほとんどの車がいなくなっていた。今日はちょっとゆっくりしすぎたが、たまにはこんな山行があってもよい。帰りは、永源寺温泉「八風の湯」に立ち寄り、冷えた体を温めた。湯上がりに休憩所のリクライニングで横になっていたら寝てしまい、時間がかなり経過していた。ちょっと小腹が空いたので蕎麦を食べることにした。ここの天ぷら蕎麦(永源寺蕎麦)がうまい。天ぷらはエビとマイタケであるが、このコンビが妙味である。

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 再び冬季ルートを下る
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 凛々しい不動明王のアップ
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 五合目小屋には夢咲の鐘がある(鳴らしてみた)
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 ヒミズ谷出合小屋の壁に書かれているのは

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 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使 第438号)

<コースタイム>
8:40御幸橋駐車場 8:55ヒミズ谷出合小屋 9:15一合目 9:30二合目 9:45三合目(アザミ小舎) 10:15四合目 10:30五合目小屋 10:40六合目 10:50七合目(行者コバ) 11:45綿向山山頂(昼食)12:35 13:05七合目 13:30五合目 13:45三合目14:40ヒミズ谷出合小屋 14:50御幸橋駐車場


by kitayama-walk | 2013-01-06 23:28 | 鈴鹿山系 | Comments(0)


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