山好き的日々@京都北山

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2012年 04月 01日

能登ヶ峰・横谷山・サクラグチ-ぐるりと周回

【日 付】 2012年4 月1 日(日曜)
【天 候】 曇り時々雪後晴れ
【山 域】 鈴鹿南部
【メンバー】 単独行

【コース】 うぐい川公園-登山口-能登ヶ峰-鹿の楽園-P696-田村川下降口-カタコシ峠-横谷山-崩壊地-P889-サクラグチ-P891-P789-林道出合-うぐい川公園

 仙ヶ岳の西南にほぼ並行して北東から西南に走る3つの尾根があります。①御所平のある県境稜線、②田村川を隔てて能登ヶ峰から横谷山に続く尾根、③鯎川を挟んでサクラグチから鮎河集落に落ちる尾根です。この3つの尾根を組み合わせて周回することができることに以前から気づいていました。2008/4/28に②と③を組み合わせて鮎河-能登ヶ峰-横谷山-サクラグチ-鮎河と周回し、2008/11/23には①と②を組み合わせて黒滝-能登ヶ峰-仙ヶ岳-ベンケイ-黒滝と周回したことがあります。今回は、①と③を組み合わせてと考えたのですが、前週に①を歩いていることから、4年ぶりに再び②と③の組み合わせで歩いてみることにしました。

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 向こうに仙ヶ岳から御所平、ベンケイに至る尾根、手前に横谷山から能登ヶ峰に至る尾根が見えています



<アクセス>京都東IC-草津JTC-甲賀土山IC-R1-鮎河(うぐい川公園)

 今日の天気予報は曇り後晴れで、午後から天気が回復してくるとのことですが、ロングコースなので少し早めに出発することにしました。鮎河にあるうぐい川公園にある駐車場に車を駐めさせてもらいました。鯎(うぐい)川に沿って桜並木があり、間もなく開花の頃を迎えるとたくさんの花見客が押し寄せるだろうと思いながら、左岸にある舗装道路を東に向かって進みます。道路は右に折れると、すぐに地道になっている林道一倉線に入ります。この林道は少しずつ登っていますが、それほど傾斜がないので楽に進んでいくことができます。15分ほどで右手にガードレースの途切れたところに登山口があります。とはいっても、標識があるわけではなく、2、3つのテープが目印になっています。最初、杉の植林の中を大きくジグザグを切ったかと思うと、次は小さくなり堀状になった登山道を進みます。鹿除けネットに突き当たると、右折してネット沿いに進むと尾根に乗ってくるので尾根芯を外さないように進みます。やがて傾斜が緩やかになると、一旦下って登り返したところが能登ヶ峰の山頂でした。山名プレートと三等三角点(点名:野登ヶ峰、標高759.68m)があるので山頂であることはすぐに分かりますが、植林の中なので展望は全くありません。

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 駐車地のうぐい川公園
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 鯎川の桜並木に沿って舗装された道を進みます
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 一倉林道に入ります
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 能登ヶ峰の登山口(テープの目印しかありません)
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 植林の中に堀状になった登山道があります
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 鹿除けネットに突き当たると右折していきます
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 展望のない能登ヶ峰山頂には三等三角点と山名プレートしかありません

 能登ヶ峰からは北東に進路を取り、「鹿の楽園」への案内標識に従って緩やかに下っていきます。植林の中から抜け出て、前方にはサクラグチから鮎河に走る尾根が見えてきます。やがて踏み跡はトラバースしながら緩やかに登っていきます。行く手には疎林と笹原にアセビの樹木が見えてきます。尾根の縁まで行くと、ベンケイから御所平に続く尾根と、眼下には田村川林道が見えます。ここからは尾根縁沿いに歩くことになります。すぐに草原にアセビが点在する鹿の楽園に出てきます。斜面には鹿道の筋が幾本かついています。ここは緩く下って登り返しますが、右手はガレ場で切れ落ちているので注意を要します。

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 「鹿の楽園」への案内板があります
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 展望が開けるとサクラグチから鮎河に走る尾根が見えます
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 草地をトラバースして尾根に上がります
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 ここが「鹿の楽園」と呼ばれる笹原-まだ季節が早い-5月に入るとアセビが開花し新緑できれいになります
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 鹿の楽園を振り返ると鹿道の筋が幾本か見えます

 鹿の楽園を通過すると、樹林の中に入り、木の根を這うような尾根を急降下していきます。鞍部に下ると、今度は自然林の中を登り、笹原の中にアセビが点在するようなところを緩く登り返していきます。特に登山道があるわけではないので適当に歩くことができます。P696を通過すると、再び、鹿の楽園と同じような、笹地の草原の所に出てきて、ゆっくりと下っていきます。このあたりは山腹を歩くような感じになっていますが、P696とP758の中間の小ピークの山腹に田村川林道への下降口があります。ここには錆びたドラム缶が放置してあるので目印になります。

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 樹林の中の木の根の這うような尾根を急降下します
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 自然林の中を緩やかに登っていきます
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 P696はアセビが点在する笹原の中にあります
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 「第二鹿の楽園」でしょうか
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 錆びたドラム缶のある田村川への下降点

 P758は巻いて進みますが、その後尾根道を急降下していくことになります。左手には植林になっていますが、古い鹿除けネットが出てきます。尾根を忠実に進むことになりますが、比較的歩きやすい尾根道になっています。やがて前方に横谷山が見えるようになってきたら、木の根の這うようなヤセ尾根を通過し、明るい鞍部に降りてきます。ここがカタコシ(肩越)峠です。ここから東に少し下ると田村川林道に降りることができます。さて、ここから横谷山へは急登になっています。前回もこの登りが最難関でした。特に登山道があるわけではありませんが、植林と自然林の境目あたりを急登していきます。所々にテープがあるので、ここを登っていくことに間違いないと思います。20分ほどヒイヒイ言いながら登っていくと、傾斜も緩くなってきました。山頂かなと思うとそうではなく、緩い坂道ながら10分ほど登るとようやく横谷山(873m)に着きました。この山頂も展望がありませんが、ここでランチタイムにしました。
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 P758を巻くと尾根の急降下になります
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 鹿除けネット沿いに進みます
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 前方の樹間に横谷山が見えています
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 木の根の這うようなヤセ尾根を通過します
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 明るい鞍部のカタコシ(肩越)峠です
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 横谷山(873m)山頂は展望がありません
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 本日のランチメニュー

 横谷山山頂からは、猪足谷林道に下る道もありますが、尾根に沿って進みます。すでに正午を回っており、青空が出てくるようになり、天候が回復してきました。尾根は小さなアップダウンを繰り返しており、時折左手の樹間から歩いてきた尾根やその向こうに御所平の尾根などが見えたりします。左に大きくカーブしてから植林や自然林の中を直進していくと疎林の中に入っていきます。この疎林を抜けると前方の眺望がぱっと開けてきます。ここ大崩壊地になっていて、コンクリートで養生がしてあります。ここからは、御在所岳、鎌ヶ岳、宮指路岳、仙ヶ岳から御所平に続く山並みを眺望することができます。

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 向こうに御所平からベンケイに続く尾根、手前には能登ヶ峰から歩いてきた尾根が見えます
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 植林帯の中を進みます
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 疎林の中を進むと大崩壊地に出ます
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 大崩壊地はコンクリートで養生されています
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 御在所岳や鎌ヶ岳が眺望できます
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 仙ヶ岳とベンケイも見えます

 この大崩壊地を直進してしまうと、鯎川上流に下ってしまうので、ここでは右に直角に曲がって下っていきます。左が植林、右が自然林の尾根を緩く登りながら進むとP889を通過します。そして、尾根が幅広くなってきたところを登っていくと平坦な地形になってきて、ヌタ場があり、その先にサクラグチの三角点(点名:大河原、標高918.85m)がありました。この三角点は比較的新しいものだったので調べてみると、もともとM23.6.2に設置されたのが、H7.8.23に再設置されたていることがわかりました。サクラグチの山頂も眺望はありません。

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 幅広担った緩やかな尾根を登っていきます
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 サクラグチの三等三角点は再設置された新しいものです

 サクラグチ山頂からは左手方向に尾根を進みます。踏み跡ははっきりとしておりアセビの群生が所々にあります。右手には樹間から野洲川ダムが見えています。やがて西峰(P891)と書かれた標識が目に付きます。このあたりから、綿向山や雨乞岳の姿が見えるのですが、今日は綿向山にはガスがかかって見えません。さらに樹林のトンネルのある尾根道を進むと、伐採地に出てきました。ここにはネットが張ってありますが、その向こうには仙ヶ岳からベンケイへの尾根と今日歩いてきた能登ヶ峰からの横谷山への尾根が重なって見えています。

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 踏み跡のはっきりした尾根になっています
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 右手の樹間から野洲川ダムが見えます
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 野洲川ダムのズームアップ
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 西峰(P891)と書かれたプレートがあります
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 雨乞岳は何とか見えていました
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 綿向山山頂はガスの中でした
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 樹林のトンネルのような尾根道を進みます
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 ネットが張ってある伐採地
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 伐採地からの眺望

 さらに進むとP789にやってきますが、ここは左が大ガレになっていて、東側の眺望がよいところです。「鮎小PTA親子登山記念2009.10.24」と書かれて標識が立っていました。この先で直進しないように気をつけ左に寄ってガレ縁を進みます。やがて右手に鹿除けネットが出てくるので、これに沿って下ります。そしてテープの目印あるところで、ネットと別れて左に進みます。すると、先ほどと同じ「鮎小PTA親子登山記念2009.10.24」の標識に出会います。それから先は踏み跡も不鮮明になってきて、ヤブこぎになってしまいますが、少し辛抱すると、植林の中で出てきて左に寄りながら下るとポンと林道終点に出てきました。あとは林道歩きをして鮎河の集落に戻ってきました。

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 P789地点は大ガレになっていますが、東の眺望がよい
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 鮎小PTAの親子登山記念の標識があります
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 ガレ縁沿いに進みます
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 鹿除けネット沿いに下ります
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 テープの目印のあるところで左に曲がります
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 二つ目の鮎小PTAの標識があります
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 正面に「鹿の楽園」があります
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 ヤブっぽいところを下ります
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 ポンと林道終点に着地しました
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 林道を進みます
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 三上六所神社に立ち寄ってみました
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 鯎川を眺望しています
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 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使 第438号)

<コースタイム>
8:30うぐい川公園 8:50登山口 9:30能登ヶ峰 9:55鹿の楽園 10:15P696 10:30田村川下降口 11:40カタコシ峠 12:10横谷山(昼食)12:55 13:25崩壊地 13:45P889 13:55サクラグチ 14:20P891 14:55P789 15:45林道出合 16:15うぐい川公園


by kitayama-walk | 2012-04-01 23:46 | 鈴鹿山系 | Comments(0)


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