山好き的日々@京都北山

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2011年 08月 10日

白山-観光新道を登り、砂防新道を下る

【日 付】 2011年8月10日(水曜)-11日(木曜)
【天 候】 10日晴れ後曇り 11日曇り(霧)後一時雨
【山 域】 両白山地
【メンバー】 kitayama-walk単独

【コース】
(10日)別当出合-別当坂分岐-仙人窟-殿ヶ池避難小屋-馬のたてがみ-蛇塚-黒ボコ岩-エコーライン分岐-室堂センター-青石-高天ヶ原-御前峰-室堂センター
(11日)室堂センター-エコーライン分岐-黒ボコ-延命水-南竜分岐-甚之助避難小屋-別当覗-中飯場-別当出合
 

 7/23-24に白山を計画していましたが、天候がイマイチだったため、延期になっていました。しかし、この時期には白山にはたくさんの花が咲いているので、どうしても見たくなり、夏期休暇を利用して、8/11-10と山小屋泊まりで白山に行くことしました。予定では、山頂の三山(御前峰、大汝峰、剣ヶ峰)とお池めぐり、さらにはお花松原まで足を延ばそうと思っていましたが、2日目の天候が思わしくなかったため、断念せざるを得ませんでした。また次の機会にしたいと思います。

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 室堂センター前から御前峰を望んでいます



<アクセス>
京都東IC→米原JCT→(北陸道)→福井北IC→R416→R157→白峰→市ノ瀬→別当出合駐車場


8月10日

 午前5時京都を出発し、午前8時に市ノ瀬に到着しました。今日は平日の水曜で交通規制のない日だったので、そのまま車で別当出合の駐車場まで行くことができました。

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 別当出合駐車場から別当出合センターまでは5分ほどの登りとなっています
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 別当出合センターに到着(登山届を出す)
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 さて、観光か砂防か、どちらから登ろうかと思案(とはいっても、登山届を書いたときに決めていた)-観光新道は登りが急登なので
下りに利用されるとガイドブックに書いてあるので、毎度のことながら、登りに使おうと思ってしまう
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 やがてトラバース道になったら、チブリ尾根が見えるようになります
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 トラバース道が終わると、涸れ谷を急登していくことになりますが、これが結構きつい
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 枯れ谷の急登が終わると、山の斜面のジグザグ道となります
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 尾根に合流したところが別当坂出合です-この尾根を真っ直ぐ下ると別当出合に着きます(越前禅定道と呼ばれる道です)
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 尾根道を登っていきます
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 尾根道にはハクサンシャジン(白山沙蔘) 2、3段に数個の花が輪生し、葉も3~5枚輪生するのが特徴です
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 「リンゴ樹のテラス」とあります
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 薄いピンクの花を咲かせているシモツケソウ(下野草)
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 ノリウツギ(糊空木)
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 仙人窟が見えてきました(観光新道の中間点)
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 反対側から仙人窟を眺めています
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 仙人窟を越えたところの展望地から左に白山釈迦岳を望んでいます
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 行く手にアップダウンが待ち構えています
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 やがて殿ヶ池避難小屋が見えてきました
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 殿ヶ池避難小屋は2050mなので別当出合からちょうど800m登ってきました
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 殿ヶ池避難小屋はちょっとボロっちいので泊まりは止めた方がよいが、周辺はたくさんの花が咲いています
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 ハクサンフロ(白山風露)
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 ハクサンシャジン(白山沙蔘)
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 タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)
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 カンチコウゾリナ(寒地顔剃菜)
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 ニッコウキスゲ(日光黄菅)ゼンテイカ

 殿ヶ池避難小屋を過ぎると、登山道は山腹をトラバースしながら登っていきます。このあたりから、「馬のたてがみ」と呼ばれるガレ場を通過し、蛇塚に至るあたりまでは、白山のお花畑でも一、二を競うと言われています。特に、8月上旬頃が見頃で、ハクサンシャジン、ニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、タカネナデシコ、タカネマツムシソウ、カライトソウ、イブキトラノオなどが咲き乱れています。

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 「馬のたてがみ」と呼ばれるガレ場を通過します
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 たくさんの花を見ながら尾根に上がっていきます
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 タカネナデシコ(高嶺撫子) カワラナデシコとの違いは花が細かく切れ込んでいるところ
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 ハクサントリカブト(白山鳥兜)
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 ハクサンフウロ(白山風露)
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 イブキトラノオ(伊吹虎の尾)
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 カライトソウ(唐糸草)
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 タテヤマウツボグサ(立山靫草)
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 ハクサンシャジン(白山沙蔘)
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 ニッコウキスゲ(日光黄菅)
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 タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)
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 イワオウギ(岩黄耆)
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 ノアザミ(野薊)
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 泰澄大師により千匹の蛇が埋められたという蛇塚(じゃつか)-石積みがあるものの、オンタデが覆っている
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 クルマユリ(クルマユリ)
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 ハクサンフウロ(白山風露)
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 砂防新道との合流点である黒ボコ岩
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 弥陀ヶ原ではガスのため眺望が得られない
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 晴れていたら、こういう眺望が得られます(2010/8/29撮影)
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 しかし、可憐なハクサンフウロが出迎えてくれました
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 木道を歩くと、エコーライン分岐に着きます-ここから五葉坂と呼ばれる登りになります(五葉のハイマツの中に登山道があります)
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 室堂センターの手前から御前峰を望む
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 室堂センターに到着しました
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 雲に覆われて御前峰は見えません
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 まずは、生ビールとカップ麺で遅めのランチタイム-売店で買ったカップ・缶などは全部持ち帰りになります-従って、ビールのおかわりにはカップを潰してはいけません
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 おかわりの生ビールで白山に乾杯!です
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 今夜の宿泊小屋「御前荘」です
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 しばらく待っていると、一瞬ガスが切れて御前峰が見えました

 1時間ほど室堂センター前付近で咲いている花を撮影しながら待っていました。しかし、天候は次第に崩れていき、明日は雨になるということでした。そこで、明日予定していた、御前峰、剣ヶ峰、大汝峰の登山、お池めぐり、そしてお花松原までのピストンができないと判断し、今日御前峰に登ってみることにしました。

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 イワギキョウ(岩桔梗)
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 きれいなハクサンフウロ(白山風露)
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 ミヤマクロユリ(深山クロユリ)にも会えました
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 コバイケイソウ(小梅蕙草)
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 クルマユリ(車百合)
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 青石
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 高天ヶ原
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 御前峰山頂にある白山奥宮の祠
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 御前峰(2702m)山頂では眺望が得られませんでした
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 晴れていたら、このように見えます(2010/8/29撮影)
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 山頂にある方位盤
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8月11日
 夜中に何度か目が覚めたのは雨音でした。ああ、雨が降っているんだ。この分では予報どおり、明日は雨。そうであるならば、お池めぐりも、お花松原も、また今度ということになるなと半ばあきらめて寝入りました。
 午前6時起床。案の定、室堂周辺は、雨こそ降っていませんでしたが、濃い霧に包まれていました。いずれは雨が降ってくるだろうと予想し、今日はこのまま砂防新道を下ることにしました。こういうときは、あきらめが肝心で、道端の花でも愛でながら下りましょう。

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 シナノオトギリ(信濃弟切) オトギリの名は、この草を傷を治す家伝の秘薬として商いしていた兄弟がいて、この秘薬の秘密を他人に漏らした弟を兄が斬り殺した伝説からと付いています
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 ミソガワソウ(味噌川草)
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 オンタデ(御蓼)
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 黒ボコ岩は今日もガスっています
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 晴れていたら、岩の向こうに別山が見えます
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 十二曲を下る途中にある湧き水「延命水」
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 オオレイジンソウ(大伶人草)
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 ミヤマダイモンジソウ(深山大文字草)
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 ハクサンボウフウ(白山防風)
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 シナノキンバイ(信濃金梅)
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 ニッコウキスゲ(日光黄菅)
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 咲き始めたシモツケソウ(下野草)
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 カニコウモリ(蟹蝙蝠)
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 南竜分岐点です
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 こちらは、古い甚之助ヒュッテ(避難小屋)
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 そして、こちらが真新しい甚之助避難小屋(今年からオープンです) 古い小屋のすぐ下にあります
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 別当覗-別当出合が見えてます
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 センジュガンピ(千手岩菲)
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 ノリウツギ(糊空木)
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 ヤマアジサイ(山紫陽花)
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 クサボタン(草牡丹)
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 別当出合の吊り橋が見えてきました
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 吊り橋を渡るとゴールです
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 帰りに「白峰温泉総湯」に立ち寄りました-H20リニューアルし、露天もサウナもありました

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 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使 第438号)

by kitayama-walk | 2011-08-10 01:28 | 日本百名山 | Comments(0)


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