山好き的日々@京都北山

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2011年 03月 05日

雪のイブネ劇場-奥の畑経由で雨乞岳からイブネへ(その1)

【日 付】 3月5日(土曜)
【天 候】 曇り後快晴
【山 域】 鈴鹿中部
【メンバー】 単独

【コース】 岩ヶ谷林道-隠れ岩-桜地蔵尊-古屋敷跡-奥の畑入口-奥の畑-シオジの大木-奥の畑峠-南雨乞岳-雨乞岳-杉峠

 毎年雪のある時期に甲津畑から千種街道を歩いていますが、この冬はまだということで、いつ歩こうかと思案していました。2月下旬は暖かくなり、鈴鹿の雪も少なくなってきて、清水頭から南雨乞岳にかけての稜線も雪がなくなりつつあることがHPでもわかります。しかし、この2日ばかり寒気が戻ってきて、昨夜は少しばかり雪が降ったようです。そして、5日が好天の予報ということで、これは絶好の機会だと思い、甲津畑の岩ヶ谷林道から奥の畑経由で雨乞岳に登り、次いで杉峠からイブネにピストンするという計画を立ててみました。

 冬のイブネにはこれまで1回だけ登ったことがありますが、調べてみると、2008/3/2でほぼ3年前のことでした。このときも、イブネに登ったのは私だけでトレースがありませんでした。そして、今回も杉峠からはノートレースで出会った登山者もなく、イブネ劇場独り占めでした。特に、今回は午後からよく晴れてきたので、眺望がよく、鈴鹿中北部の山々はもちろんのこと、遠く白山、乗鞍岳、御嶽山まで見ることができました。

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 イブネから眺めた雨乞岳



<アクセス>
京都東IC-八日市IC-R421-県道188・189-甲津畑集落-岩ヶ谷林道始点(鳴野橋手前駐車地)


 甲津畑集落を抜けてグリーンランドに向かう舗装道路も次第に積雪が多くなり、グリーンランドを過ぎると、もちろん除雪されていません。積雪は10~20㎝程度なので、4WD車であれば通行可能です。先行車両があるので、その轍についてゆっくりと車を進めました。岩ヶ谷林道入口を少し過ぎた鳴野橋手前の駐車地には2台の車が駐まっていました。身支度を整えて、7:30スタートでしました。

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 岩ヶ谷林道入口まで50mほど戻り、始点を確認します-「ここは鳴野・杉峠まで3時間」という標識がありますが、実際には2時間30分ほどです
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 昨夜の新雪が20㎝ほど積もっていて、先行する足跡が2つありました
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 間もなく千草(千種)街道の案内板があります-これによると岩ヶ谷林道始点から杉峠までは155分(2時間35分)です
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 最初のポイントとなる杉谷善住坊の隠れ岩です-フジキリ谷に下りて見ることになるのですが、今日はそのまま通過します
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 林道は植林の中を通過します-いつの間にか先行トレースが1つになっていました
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 2番目のポイントとなる桜地蔵尊-今日の山行安全を祈願しました
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 桜地蔵尊を過ぎるとすぐに藤切川を渡る橋を通過します(この橋は岩ヶ谷林道の終点で、ここから山道に入ります-無雪期であればバイクはここまで入ることができます)
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 橋を渡るとすぐに最初の避難小屋があります-この手の避難小屋は全部で3つあります
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 山道に入ると、いくつかの木橋があります(これは最初の橋です-手前が細くなっていて補助ロープがあります)
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 3番目のポイントとなる古屋敷跡-ここはツルベ谷出合でもあり、大峠に向かう分岐点です
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 ツルベ谷の方向にはトレースはありません
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 蓮如上人旧跡の手前にある橋(フジキリ谷を渡ります)
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 先ほどの橋を渡ってすぐの右手に奥の畑谷への入口があります(よく注意しないと通過してしまいます)
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 奥の畑谷入口にはこれまで標識がなかったのですが、今日はこのような表示がありました
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 奥の畑の入口から少し入ったところにある広い平原-雪が少し深くなったので、ここでスノーシューを履くことにしました
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 奥の畑の中心部にやってきましたが、天気予報に反して、空は雲に覆われています(過去2回奥の畑に来ましたが、いずれも曇っていました)
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 奥の畑の主である「シオジの大木」に会いにきました-誰かが「しお爺」と呼んでいます
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 少し離れて見ると、幹・枝を天に突き上げるように大きく伸びている様がまさに奥の畑の主たる所以でしょうか
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 シオジの大木を過ぎると、樹間に青空が見えてきました(期待!)
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 沢の左岸沿いに登っていくと、次第に高度が増してきて、樹氷が出てきました
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 やがて沢から離れて右手の尾根への急登になると、樹氷が発達してきました
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 尾根に近づくと、こんなに樹氷が盛り上がっていました
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 雨乞岳-大峠の稜線にある奥の畑峠(1085m)は、レスキューポイント雨乞岳-6になっています
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 奥の畑峠から大峠に続く稜線-見えるピークは清水ノ頭(しょうずのかしら)
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 雨乞岳の方向はガスがかかって眺望がありません
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 南の方向には、鈴鹿山脈のライン上の仙ヶ岳(双耳峰)が見えています

 大峠原告から南雨乞岳に続く稜線は、予想に反してガスっていて、眺望がよくありません。それでも、時々雲が切れて青空がのぞくこともありました。もちろん、稜線上にはトレースは全くなく自分でトレースを刻むことになります。天気がよければ快適な尾根歩きができるのですが、今はまだガスっているので、不安と期待が入り交じった複雑な気持ちで雨乞岳に向かいます。

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 雪に覆われた稜線はやがて樹木が出てきますが、樹氷はたくさんついています
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 太い樹木の幹も凍えています
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 樹林をかき分けながら登っていくと、ピークに到達しました-ここが南雨乞岳でした(11:00)-雨乞岳(三角点峰)に向かう尾根はガスっています
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 鎌ヶ岳もうっすらとしたガスがかかっています
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 南雨乞岳から雨乞岳に向かう稜線は深いササがあるのですが、今は雪に覆われています
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 南雨乞岳と雨乞岳の間にある200mポイント
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 雨乞岳の山頂までやってきたところ、次第に雲が切れてきて青空が広がってきました(11:10)-杉峠から上がってきているトレースがひとつありましたが、これは甲津畑から先行している登山者のトレースと思われます(東雨乞岳の方向には行っておらず、杉峠に引き返していました)
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 東雨乞岳から御在所岳方面も少し明るくなってきました
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 正面に東雨乞岳、右向こうに御在所岳
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 鎌ヶ岳もまだガスが完全には取れていません
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 北に位置する釈迦ヶ岳の姿ははっきりと浮かび上がっています
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 雨乞岳からのパノラマ写真
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 雨乞岳から杉峠に下ります-前方にはイブネと釈迦ヶ岳が見えています
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 杉峠への下りの尾根には小さな雪庇ができていました
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 杉峠の手前では自然林の中に入っていきます
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 自然林の中は急降下になっています-雪面が凍結していて危険なのでシリセードに向いています
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 杉峠に下りてきました-千種街道からやってきているトレースがひとつあり、雨乞岳に向かっていました(雨乞岳までピストンして甲津畑に戻っているようです)
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 杉峠から御在所岳と国見岳が見えます


<コースタイム>
730岩ヶ谷林道 750隠れ岩 810桜地蔵尊 825古屋敷跡 840奥の畑入口 910奥の畑 920シオジの大木 1020奥の畑峠 1100南雨乞岳 1110雨乞岳1125 1200杉峠 1230杉峠の頭 1235アゲンギョ 1240佐目峠 1310イブネ 1320イブネ北端(昼食)1420 1445佐目峠 1300杉峠の頭 1315杉峠 1530一反ぼうそう 1605蓮如上人遺跡 1625古屋敷跡 1640桜地蔵尊 1655隠れ岩 1715岩ヶ谷林道


by kitayama-walk | 2011-03-05 23:22 | 鈴鹿山系 | Comments(4)
Commented by トラクマ at 2011-03-20 20:11 x
はじめまして。
いつも楽しみに拝見しております。
積雪の登山は、やったことないですが、素晴らしいですね。うらやましいです。
私は、鈴鹿山脈しか登ったことのないんですが、今年も春が待ち遠しいです。
大変参考になりますので、これからもチェックさせてもらいます!
Commented by 温泉玉子 at 2011-03-22 20:48 x
同じ日に孫太尾根から藤原岳と歩いてましたが比べると雨乞岳界隈の方がかなり雪が多そう。
天気は渋めですが樹氷が素晴らしいですね。
Commented by kitayama-walk at 2011-03-24 02:15
 トラクマさん、ようこそ。
 いつもブログを見ていただいているとはうれしいことです。これからもせいぜい頑張ってアップしていくつもりですので、どうかよろしく。
Commented by kitayama-walk at 2011-03-24 02:17
 温泉玉子さん、こんばんは。
 レスが遅くなりました。3/5は、積雪後の山ということで勇躍雨乞&イブネに行きました。積雪量としては、そう大したことはなく、スノーシュー
ハイクとしては適当な量だったと思います。天気の回復が遅れたことから、午後になっても樹氷が残ってくれていました。


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