2011年 01月 02日

今年の初登山は綿向山-樹氷を求めて

 1月2日(日) 曇り時々晴れ 単独行

 新年明けましておめでとうごさいます。
 さて、新春早々に山に出かけようと考えていましたが、天気があまりよくないようです。その中で、1月2日は比較的天気予報がよく、滋賀南部や三重県北部には晴れマークが並んでいたことから、樹氷を求めて綿向山に登ることにしました。

 綿向山の冬期登山は、これまで数度ありますが、やはり人気の山なんでしょうね、登山者がたくさん登ってきます。1/2に初登山をされる方も多いのではないかと思いながら、出かけることにしました。しかし、予報は平野部のみ当たっていて、山沿いや山頂部は雲に覆われて、一日中雲が切れませんでした。ただ、時折風に流されて青空がのぞくこともありましたが、全般的にはガスに覆われた登山になってしまい、ちょっと残念でした。それでも、イハイガ岳まで足を延ばしてみることにし、トレースのない雪面をスノーシューで歩きました。

<本日のコース>
御幸橋駐車場-ヒミズ小屋-三合目-五合目避難小屋-七合目(行者コバ)-綿向山-竜王山分岐-イハイガ岳-竜王山分岐-綿向山-七合目(行者コバ)-五合目避難小屋-ヒミズ小屋-御幸橋駐車場

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 綿向山の山頂の景色はガスのためイマイチでした



 少し朝寝坊してしまい、遅れ気味で午前7時半に京都の自宅を出発し、京都東ICから名神に乗り、八日市ICの手前まで来ると、伊吹山が朝日を浴びて輝いていました。今日は滋賀北部の伊吹山も好天に恵まれていると思うと、いっそのこと伊吹山に登ろうかという気持ちになりましたが、時間が遅いこともあり、やはり予定どおり綿向山に行くことにし、八日市ICで下り、R307-R477経由で綿向山の登山口である御幸橋駐車場をめざしました。午前9時過ぎに御幸橋駐車場に到着しましたが、すでに4台ほどの車がとまっていました。
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 御幸橋駐車場への入口
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 御幸橋駐車場には4台ほどの車がとまっていました
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 駐車場から歩き始めると綿向山の方向にはガスがかかっています(間もなくガスは晴れるだろうとの期待をもって登ります
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 堰堤の右脇にある階段を登り林道に出ます
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 林道途中にある天然記念物「接触変質地帯」の説明板
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 歩き始めて約20分でヒミズ小屋に到着しました(表参道コースは直進して谷に架かった橋を渡ります)
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 表参道登山口を示す標識(ここで標高460mなので山頂まで650mの登りです)
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 すぐにヒミズ谷に架かる鉄製橋を渡ります
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 橋を渡ると、樹林帯の中に入っていき、いきなりジグザグの登りが始まります(しかし急登ではありません)
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 大きなジグザグになっているせいか、一合目が意外と遠い(登山口から85m登りました)
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 二合目に向かっています
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 二合目は右に折れています(180m登りました)
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 ジグザグ登山道はさらに続きます
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 三合目は林道に出たところです(標識は右に行くようになっていますが、その後左手に取り付いて引き返すように登るので、実際には林道に出たところで左に少し行き右手に取り付いた方があざみ小舎に早く着きます)
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 三合目のすぐ上にあるあざみ小舎(最初の休憩にはよいところですが、休んでいる暇はありません)
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 三合目を過ぎると登山道にもしっかりと雪がついてきました
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 四合目を通過しました(300m登りました)
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 樹林帯の中もジグザグ道も寒そうです
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 五合目避難小屋に到着しました(ここまで1時間20分)
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 五合目小屋と夢咲の鐘の由来が書かれています
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 避難小屋の中には誰もいませんでした(ここでアイゼンをつけることにしました)
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 五合目を過ぎると登山道は緩やかになります
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 六合目はあっという間に通り過ぎました
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 七合目は「行者コバ」と呼ばれるところです(行者堂があり、役行者と不動明王の像があります)。綿向山は聖なる霊場であり、多くの山伏が修行のため入山し、この尾根に登って服装を整えるなど儀礼をした場所から、その名が由来しているそうです。
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 左に役行者、右に不動明王がある行者堂
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 雪をまとった役行者の座像(お-、寒そうです!)
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 こちらは、憤怒の顔をしておられる不動明王です
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 七合目から先は冬期ルート(尾根)を登ります
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 無雪期のルートは谷沿いにあるので危険-通行止めになっています
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 最初は少々急登になっています
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 やがて傾斜も緩やかになってきます
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 ブナも寒そうです
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 小ピークを越えていくと山頂は近い
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 山頂の尾根に到達しました
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 山頂まであと1分です
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 山頂のケルンと祠が見えてきました
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 山頂はまだ晴れていません(間もなく晴れてくるかと期待していました)
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 待てど暮らせどなかなか晴れてきません-うっすらとガスが切れてきて、仙ヶ岳や宮指路岳あたりが見えています(この日は、御在所岳以南はよく晴れていたそうです)
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 綿向山の山頂で30分ほど待ちましたが、時折ガスが切れた合間に景色を垣間見ることができる程度でした
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 30分ほど滞在したのですが、取りあえずイハイガ岳まで歩いてみることにしました(山頂で出会った男女ペアはスノーシューで先行しましたが、イハイガ岳方面には行かず、登ってきた尾根をそのまま下りました)
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 時折ガスが切れて青空が見えることもありました
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 有名なブナの変形木
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 「幸福の木」ですが、さすがに今日は潜る気になりません
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 竜王山との分岐点ですが、竜王山へのトレースはありません
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 イハイガ方向にはスノーシューのトレースがありました
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 しかし、そのトレースもすぐに引き返しており、その先はトレースがありません!
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 イハイガ岳に続いている尾根-この先の積雪状況が不明なので、午後1時には引き返すことに決めて進みました
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 歩いてきたトレースを振り返っています(このあたりで膝くらいの積雪です)
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 樹氷はまだこの程度の出来でした
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 行く手にイハイガ岳が見えてきました
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 イハイガ岳へは下ってから登り直すことになります
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 振り返ると、宮指路岳と仙ヶ岳の姿を見ることができました
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 目前にイハイガ岳の姿が迫ってきました-ここから鞍部に下り、登り直したのですが、イハイガ岳直下の登りが急登で往生しました
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 ちょうど午後1時にイハイガ岳に到達しました(綿向山からイハイガ岳までちょうど1時間かかりました)
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 雨乞岳はすっかり雲に覆われて見えません(清水ノ頭の付近が見えています)
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 鈴鹿南部の山々は晴れています
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 仙ヶ岳(双耳峰)をアップ撮影
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 イハイガ岳山頂では20分ほど休憩した後、綿向山に引き返します-帰りはピストンですが、往路とは違うトレースをつくりラッセル練習をしました
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 ようやく竜王山分岐まで戻ってきました(やはり竜王山方面にはトレースがありません)
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 ブナの珍変木「幸福の木」の横を通過します
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 また綿向山山頂に戻ってきたもの、ガスが切れず展望がありません(復路は1時間10分かかりました)
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 眺望がないので、さっさと冬期ルートで下ります
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 冬期尾根ルートを下ります(下山では山頂からスノーシューからアイゼンに履き替えました)
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 行者コバまで下りてきました
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 五合目避難小屋まで戻ってきました-ここからは、ジグザグ道を下るのはおもしろくないので、樹林の中を直進して下りました(GPSの軌跡参照)
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 ヒミズ小屋でアイゼンを外しました
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 駐車地の近くから綿向山を振り返っています
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 御幸橋駐車場に戻ると、私の車の他には1台だけでした
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 R477から綿向山を眺めましたが、このように山頂部分には雲がへばりついています

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 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使 第438号)
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<コースタイム>110102曇り時々晴れ
920御幸橋駐車場 940ヒミズ小屋 1025三合目 1040五合目避難小屋1050 1110七合目 1130綿向山1200 1300イハイガ岳1320 1430綿向山1440 1455七合目 1505五合目 1535ヒミズ小屋 1550御幸橋駐車場


by kitayama-walk | 2011-01-02 23:51 | 鈴鹿山系 | Comments(5)
Commented by 隊長 at 2011-01-03 21:18 x
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
私も初登りは2日か3日の予定していて、結局、天気のいい2日に鎌ケ岳に行ってきました。竜ケ岳か藤原でスノーシューハイクのつもりだったのですが、朝寝坊で出鼻をくじかれ、急遽近場に行き先を変更しました。kitayama-walk さんは、同じ日に綿向だったようですね。鎌から見えていましたよ。この時期は、県境の稜線を境に天気が変わるようで、鎌は天気良かったですが、雨乞や綿向きはガスがかかっていました。
山行記が583号となりました。1000号が目標ですが、そこまで到達できるかどうか疑問です。不慮の事故ということもあるし、家庭や仕事などの外的要素もあるし、それより体力がもつかどうかです。
Commented by kitayama-walk at 2011-01-04 21:44
 隊長さん、明けましておめでとうごさいます。今年もどうかよろしくお願
いします。

 1/2同じ日に初登山だったんですね。私が登った綿向山は、予報に
反して、雲が多かったです。時折晴れ間もあったのですが、全般的に
曇りがちで、一時はホワイトアウト状態もありました。綿向山山頂から
は、鎌ヶ岳はかすかに垣間見た程度で、雨乞岳は全く見えず、水沢
岳、宮指路岳や仙ヶ岳が何とか見えていました。それにしても、鎌ヶ岳
は天気がよかったんですね。羨ましく思いましたよ。鎌ヶ岳から見た雨
乞岳や綿向山がガスがかかっていたのはそのとおりでしょうね(綿向山
からも見えなかったんですから)。

 それでも、綿向山からイハイガ岳までのスノーシューハイクができた
だけでもよかったと思います。さずかに、このコースを歩いた人はいな
いようで、ノートレースの尾根を歩きました。ピストンですが、往路と復路
で違うトレースを踏み、ラッセル訓練になりました(積雪は50㎝程度・膝
くらい)。

Commented by 三太夫 at 2011-01-05 09:57 x
 あけまして、おめでとうございます。
 今年も、よろしくお願いいたします。
 昨日4日が私たちの初登りでした。山は、例年通りに藤原岳でした。
 登り始めは快晴だったが、6合目を過ぎると粉雪が本格的に降り始めました。でも、これは長続きすることなく、8合目では止んでくれました。でも、代わりに今度は風です。4合目で脱いだ毛糸の帽子、フリース、裏起毛の手袋を再び身に着けて防寒を図らなければならない始末でした。
 雪は、4合目を過ぎてから出てきて、6合目、7合目では道は薄く真っ白で、滑り易くて大変でした。8合目から上は10センチくらいでしょうか。量が増えてきた分、いくらか歩き易くなってはきたものの、綿向岳に比べるとだいぶ少ないようです。
 帰りも往路と同じく大貝戸道を降りました。4合目辺りの雪は解けていてちょっとしたドロ田になっておりました。
Commented by kitayama-walk at 2011-01-05 15:44
 三太夫さん、二度目のおめでとうございます。
 1/4は、竜ヶ岳に登りましたが、藤原岳と同じで天候が悪
く、寒い思いをしました。少々寒いのはいいとして、景色が全く
見えなかったのは残念でした。遠足尾根から藤原岳が見えるので
すが、このときは孫太尾根が見える程度で山頂部分はガスに覆わ
れて見えませんでした。結局、この日は一日天気が回復すること
がなかったようです。
Commented by 温泉玉子 at 2011-01-08 21:26 x
冬の綿向山へは2008年末に行って以来です。
七合目の樹林と樹氷は美しく感動しました、また行きたいところです。

イハイガ岳への稜線にトレースを刻むのは達成感あるでしょうね(^^♪


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