山好き的日々@京都北山

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2010年 12月 29日

いざというときの入道ヶ岳

 12月29日(水曜) 曇り時々晴れ 単独行

 もう押し迫った12月29日ということで今年の登り納めになるかも知れないと思いながら、釈迦ヶ岳&三池岳に登ることにし、八風渓谷キャンプ場に向かいました。新名神で鈴鹿に向かっている途中、鈴鹿峠以南は明るく晴れていましたが、以北は灰色の雲に覆われていました。晴れてくれなくても、まあ何とかなるかなと思いながら、四日市ICからR306を北上し、八風キャンプ場に向かいます。次第に天気が怪しくなり、雨が落ちてきました。栃谷橋のところまで来ると、みぞれになっています。天気は回復傾向と見ているので、そのうちみぞれはあがると思う。しかし、やっぱり最初からカッパを着て歩くのもいやだなと。さてさて、どうしようかと思案。

 思案の結果、やっぱり雨・みぞれはいやだと。南部が晴れていたので、そうそう、これまで何回かこういうときに登った入道ヶ岳を思い出しました。今日は時間的なロスもあることから、ロングコースは望むべくもない。偵察程度の登り納めと考えて、一路、入道ヶ岳をめざしました。入道ヶ岳にはたくさんのルートがあるので、どこから登ろうかと考えましたが、一番気に入っている宮妻峡からの新道コースで登り、イワクラ尾根を周回して戻るコースにしました。

<本日のコース>
宮妻峡登山口-(新道コース)-北ノ頭-入道ヶ岳(三角点峰)-奥宮-(イワクラ尾根)-仏岩-奥ノ沢分岐-奥ノ沢登山口-水沢岳登山口-不動滝-宮妻峡登山口

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 入道ヶ岳(三角点峰)から鎌ヶ岳方面を望む



 R306を南下していくと、一部道が細くなり離合が困難なところがあります。ここを抜けると県道44で右折して、宮妻峡に向かいます。周囲は茶畑が広がっているところで、正面に入道ヶ岳が見えています。思惑どおり、入道ヶ岳は晴れているようです。キャンプ場(バンガロー)には結構広い駐車場があり、ここに車を駐めることにします。今回は、新道コースを登り、まず入道ヶ岳の北ノ頭をめざすことになります。このコースはこれまでに2回登ったことがあるので、様子は分かっています。
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 県道44から入道ヶ岳を眺めています(左には鎌ヶ岳の頭も見えます)
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 宮妻キャンプ場に駐車して出発です
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 舗装道路をキャンプ場に下ると最初の渡渉(カズラ谷)があります
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 すぐに2回目の渡渉(内部川)があります
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 向こうに見える堰堤の手前に登山口のP1があります
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 登山道は最初から結構急登でジグザグ道になっています
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 すぐにP2にやってきます
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 トラバースしていきながらも、ジグザグの急登が続きます
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 間もなく尾根に出てくると傾斜は緩やかになります
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 P3あたりは緩やかな登りです
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 樹林の中がトンネルのようになっているのでわかりやすい
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 P4もいつの間にか通過します
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 少し石がごろごろしています
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 やがて緩やかになってきてアセビの群生が出てきて、この中を通過していきます
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 アセビの群生を抜けたところにP5があります
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 アセビの群生を抜け少し登るとまた尾根道になってきました
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 右側がヘリになっている部分があります
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 水沢岳から鎌ヶ岳にかけては吹雪いているようです
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 P6を通過します
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 切り開きのしっかりした道が続きます
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 やがて樹林から出てササ原に出てきました(前方には青空に出てきました)
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 少し急なササ原ですが、元気になってくるところです
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 鎌ヶ岳と御在所岳が明瞭に見えてきました
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 振り向くと、登ってきた尾根道の向こうには雲母峰(左向こうには釈迦ヶ岳)
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 気持ちのよいササ原をどんどん登っていきます
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 目印になっている風向計が(強風のためか)倒れてしまっています
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 間もなくP7に近づいてきます
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 P7は宮妻林道コースからの合流点になっています
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 P7から鎌ヶ岳と御在所岳
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 P7から雲母峰
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 P7からのパノラマ写真
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 さらにササ原とアセビの中の道を進みます
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 なかなか気持ちのよいコースです
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 いきなりP10-これは北尾根コースからの合流点です
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 P10から鎌ヶ岳と御在所岳(晴れていたらもっときれいだっただろうな)
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 北ノ頭に到着しました
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 北ノ頭から三角点峰を望んでいます
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 北ノ頭からのパノラマ写真

 北ノ頭で写真撮影のため小休止。ここでも結構風が強く、あまり長居はできません。いつもなら、鎌ヶ岳を中心とする眺望を思う存分撮影し、堪能するのですが、雲も多く風が強く、思うようにはいきません。5分程度でアセビの中を奥の宮の方向に少し下り、ササ原に出ると、そこは鎌ヶ岳・御在所岳の眺望と、反対側に入道ヶ岳の眺望がある展望の地。お気に入りの場所なのですが、写真2、3枚撮影し、入道ヶ岳(三角点峰)に向かいます。鳥居のある三角点峰。ここも遮るものがないので強風が吹きつけます。時折立っていられないほどの強さに思わず地面に座り込みました。太陽も時折顔を出したりして、光が当たった鎌ヶ岳の頂上部が白く輝いて見えました。それでも20分ほど滞在し、奥の宮に立ち寄ることにしました。アセビのあるササ原を下り、池ヶ谷コースとの合流点から少し登り返すと奥の宮です。奥の宮のある場所は、樹木の中にあるので風よけにちょうどよく、太陽も当たるので、ここでランチタイムにしました。先客の男女ペアが昼食をとっていましたが、この女性がRINさんでした。

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 ササ原から鎌ヶ岳・御在所岳を展望するお気に入りの場所ですが、今日はイマイチです
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 反対側には三角点峰の入道ヶ岳
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 井戸谷分岐を過ぎると、伊勢平野が眺望できます
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 鳥居のある三角点峰までやってきました
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 太陽の光が当たり白く輝く鎌ヶ岳
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 こちらは、野登山、仙ヶ岳、宮指路岳のラインアップです
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 入道ヶ岳山頂から伊勢平野を眺望しています(左は雲母峰)
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 入道ヶ岳山頂のパノラマ写真
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 山頂からアセビのあるササ原を下ります(向こうに小さく奥の宮が見えています)
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 池ヶ谷コースとの合流点-これからイワクラ尾根方向に向かいます
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 振り返ると、入道ヶ岳山頂から登山者がひとり降りてきています
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 イワクラ尾根方向に登り返すとすぐに奥の宮に到着しました
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 この写真の「奥の院イワクラ」はイワクラ尾根にある仏石です

 奥の宮でRINさんと山談義をしながら、おにぎりとカップ麺の昼食を済ませました。今日は、これからイワクラ尾根に入り、仏岩を過ぎた奥の谷口から宮妻峡に下ることにしました。奥の宮から少し上がったアセビなどの樹林の中の頂部が実は入道ヶ岳で最も高い(915m)ところになっていますが、単なる通過点なので知らない間に通り過ぎる人が多いでしょう。ここからイワクラ尾根に入ることになります。イワクラ尾根は、ガレ場やザレ場、ヤセ尾根、大岩、奇岩があるおもしろい尾根です。途中、小岐須側に下るルートとして、松の木谷と大岩谷があり、宮妻側に下るルートとして奥の谷があります。

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 イワクラ尾根に入ったことがわかる道標(イワクラ7)
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 すぐにヤセ尾根を急降下します(右側にガレ場があり、展望があります)
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 ガレ場から水沢岳から鎌ヶ岳、御在所岳、釈迦ヶ岳が眺望できます
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 鎌ヶ岳をズームアップ

 イワクラ尾根は、小さなアップダウンを繰り返しますが、ちょうど小気味よいペースで歩ける尾根です。道標もP7から順次若くなっており、迷うようなことはありません。まずは行く手に大きな岩塊が立ちはだかるように現れますが、この左を巻いていきます。右手にガレ場がいくつかあり、倒木を乗り越えたりしていくと、巨岩(重ね岩)が出てきます。すると、間もなく右に大きくカーブして仏岩を眺めることのできる展望地に出てきます。今回は時間的余裕があったので、仏岩に近づき、その周辺を回ってみました。仏岩からさらに下っていくと鞍部に出てきます。この鞍部から左に下ると大岩谷経由で小岐須渓谷へ、右に下ると奥の谷経由で宮妻峡へ下ることができます。

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 イワクラ尾根P6を通過します
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 左手には野登山と仙ヶ岳が見えます
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 右手には鎌ヶ岳が見えます
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 いくつかのヤセ尾根を通過します
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 行く手に岩塊が立ちはだかります(左を巻くのですが、そのまま岩壁を登ります)-ここから左手に下ると松の木谷です
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 やさしい尾根道もあります
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 ザレた溝道を下ります
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 倒木を越えていきます
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 イワクラP5を通過します
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 イワクラ尾根から仏岩の頭が見えています
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  イワクラP4にやってくると重ね岩があります
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 重ね岩と呼ばれる巨岩
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 奥の院磐座の「仏岩」-向こうに見えるのは雲母峰
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 仏岩から水沢岳から鎌ヶ岳までのラインを眺めています
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 鎌ヶ岳から雲母峰に続く稜線(通称バカ尾根)
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 仏岩を基部から見上げています
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 仏岩を側部から見たところです
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 再び稜線を下ります
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 イワクラP3のある鞍部-左に下れば大岩谷、右に下ると奥の谷
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 「林道を経て宮妻峡」と書かれた古い標識

 奥の谷から宮妻峡に下るルートはこれまで歩いたことのない道でした。最初はザレ地を下っていくと、谷沿いの左手に薄い踏み跡がありました。途中に古い道標を見つけると、間もなく奥の谷P4の道標がありました。次のP3で右岸に渡渉し、P2で左岸に渡渉した後、再び右岸に渡渉し、山沿いにトラバース道を行きます。やがて谷に下り、これを渡渉すると右手に堰堤が見えると、すぐに林道に出てきました。ここが奥の谷登山口になっていました。あとは宮妻峡まで林道歩きです。途中に不動滝があるので、これに立ち寄りました。

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 最初は踏み跡の不鮮明なザレ地を下ります
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 谷の左側に薄い踏み跡があり、間もなく奥の谷P4があります
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 少し広がった谷地に出てきます
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 P3で右岸に渡渉します
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 古い道標もあります
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 P2で左岸に渡渉します
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 最後に谷に降りて渡渉です
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 右手に堰堤を見ます
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 林道に突き当たりました
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 林道に出たところが奥の谷登山口でした
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 林道を行くと、間もなく水沢峠(水沢岳)への登山口に出合います
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 林道歩きが続きます
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 不動の滝の案内板(ここから右の谷に下ります)
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 林道から3分で不動滝に至りました
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 ゲートがあるカズラ谷登山口
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 カズラ谷登山口は鎌ヶ岳の登山口です

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 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使 第438号)
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<コースタイム>101229曇り時々晴れ
940宮妻峡登山口 1015P5 1050北ノ頭 1100入道ヶ岳1120 1125奥宮(昼食)1150 1225仏岩1235 1240奥ノ沢分岐 1310奥ノ沢登山口 1315水沢岳登山口 1320不動滝 1345宮妻峡登山口


by kitayama-walk | 2010-12-29 23:17 | 鈴鹿山系 | Comments(2)
Commented by 温泉玉子 at 2011-01-02 20:31 x
明けましておめでとうございます。
昨年12月はよく歩かれましたね、こちらは所用が増え天気もイマイチで気が乗らずでした。

正月も家の用事等で中途半端でまだ山へは行けてません。
明日は仕事で4日は藤原岳か霊仙山を考え中です、この先に滋賀や三重の雪山行かれるなら是非誘って下さい(^^♪
Commented by kitayama-walk at 2011-01-05 09:49
 温泉玉子さん、今年もどうかよろしくお願いします。
 年末から年始にかけては、温泉玉子さんの家では子どもさんも生ま
れて何やかやで色々と用事があったことでしょうね。山にはなかなか行
けないのも当然でしょう。家庭円満のためにはやるべきことはやらない
といけませんね(笑)。

 1/4は御池岳をめざされたようですね。この日は天気が悪く吹雪か
れたため鈴北岳までしかいけなかったとか。それが正解かもしれませ
ん。昨年1月に同じコースを一緒に歩いたことを思い出します。この日、
私は竜ヶ岳に単独で登りました。登り始めは晴れていたのですが、次
第に曇ってきて、山頂付近では吹雪いていました。結局、その後は終日
山の天気は悪かったようです。また、今度一緒に行きましょうか。


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