2010年 05月 22日

岩木山-津軽富士は素晴らしかった

 5月22日(土曜) 晴れ F田氏、O根氏と三人

 はるばる青森まできたのだから、もうひとつの日本百名山である岩木山(1625m)に登らないわけにはいきません。幸いなことに、天気予報が上々で晴天がほぼ約束されていました。「津軽富士」と称される岩木山は、津軽平野のどこからでも、その秀麗な山容を望むことができます。標高こそ1625mとさほど高くないのですが、その存在感は富士山にも匹敵するほどではないかと思います。

 今は、南西山麓から八合目まで津軽岩木スカイラインが通じているので、簡単に山頂に立てるようになっていますが、やはり古くから信仰の対象となっている岩木山に登るには、南東山麓の岩木山神社から、伝統の登拝道を辿り、山頂に至り、帰りはスカイラインの終点の八合目から名湯嶽温泉に下るコース設定にしました。

 「弘前から眺めた岩木山は津軽富士と呼ばれるだけあって、まことにみごとである。平地に孤立した山であるから、千六百メートルの山とは思えないくらい堂々として、思う存分その裾を伸ばしている。」(深田久弥「日本百名山」より)

 「や!富士。いいなあ。」と私は叫んだ。富士ではなかった。津軽富士と呼ばれている千六百二十五メートルの岩木山が、満目の水田の尽きるところに、ふわりと浮かんでいる。実際、軽く浮かんでいる感じなのである。したたるほど真蒼で、富士山よりもっと女らしく、十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、静かに青空に浮かんでいる。決して高い山ではないが、けれども、なかなか、透きとおるくらいに嬋娟たる美女ではある。」(太宰治「津軽」より)


<本日のコース>
岩木山神社-神苑桜林-百沢スキー場-登山口-鼻こぐり-七曲り-カラスの休場-姥石-焼止り避難小屋-坊主ころがし-種蒔苗代-鳳鳴ヒュッテ-岩木山-鳳鳴ヒュッテ-八合目-嶽温泉

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 アップルロードから眺めた岩木山とリンゴの花



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by kitayama-walk | 2010-05-22 23:46 | 日本百名山 | Comments(3)
Commented by 木村嘉孝 at 2015-02-28 21:10 x
登山の世界と美しい山の写真が特徴的な、心安らぐブログですね!驚きました。
私は岩木山の裾野で農業をしています。
この度、名刺をつくることになったのですが、あまり見栄えのいい写真をもっていません。その時、この写真に出会いました。りんごの花と岩木山がとても綺麗です。一目ぼれしました。
もし宜しければ、私の名刺にこの写真を使わせていただけませんか?
Commented by kitayama-walk at 2015-03-03 04:01
木村さん どうぞご自由にお使い下さい。
岩木山の思い出は今もよきものとして残っています。また登りたいやまですね。
Commented by 木村嘉孝 at 2015-03-12 15:57 x
返信遅れました。
写真使用のご許可ありがとうございます。

どうぞまたいらっしゃってください。今は雪も多く人を選びますが。
岩木山の魅力がたくさんの方に伝わるよう、地元の私たちももっと頑張らないといけませんね。

本当にありがとうございました。


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