2009年 11月 15日

再びお金明神参詣-神崎川遡行し銚子ヶ口に還る

 鈴鹿の山深いところにお金明神という大岩があります。3年前に初めて訪れたのですが、今回で3度目になります。このお金明神と呼ばれる岩塔は、巨大な平たい岩盤の上に、下から顎、口、鼻、眼、額と、積み重なっており、正しく大く明神のご尊顔に違いありません。この重厚にして堂々たる岩塔を仰ぎ、村人たちは「お金明神」と崇め、山の守り神として信仰してきたことでしょう。私に信仰心はないのですが、なぜかこの明神様には惹きつけられ、3年連続しての参詣となりました。
 1回目 2007.12.2
 2回目 2008.12.7

 今回はちょっと欲張ったロングコースの設定としました。釣瓶落としの秋の日-歩ききれるか心配でしたが、何とか日没までには還ってくることができました。アプローチは滋賀県側からで神崎川林道の駐車地からのスタートとしました。
<設定コース>
神崎川林道駐車地(下降点)-神崎川出合-ジュルミチ谷出合-白滝谷出合-天狗滝-ヒロ沢出合-お金明神登拝口-大瀞-オゾ谷出合-クラシ登り口-ワサビ峠-高岩-作ノ峰-小作ノ峰-お金峠-お金明神-お金峠-塔ノ峰-狐峠-下谷尻谷-コリカキ場-大峠分岐-銚子ヶ口-東峰-モノレール口-瀬戸峠口-瀬戸峠-神崎川林道駐車地
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 お金明神の岩塔-眼に当たるところは窪み、鼻は前へ出て高く、口は少し開き、顎は締って力強く、下の台石との間に明瞭に透き間を明けています



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 今日は、秋の日のロングコースということで午前5時半に京都を出発しました。京都東ICから名神高速に乗り、八日市ICで降り、R421を永源寺方面に走ります。ちょうど永源寺は紅葉の真っ盛りです。永源寺ダムのほとりを通過するときに紅葉が赤く染まっていました。時刻は6時半を回っていましたが、もうカメラを抱えた人たちが数人集まっていました。蓼畑、黄和田、杠葉尾と通過し、愛知川が神崎川の支流に分岐する神崎橋のところで右折して神崎川林道に入ります(なお、神崎橋より先のR421 は昨年9月の集中豪雨による崩土のため今なお通行止となっています)。

 神崎川林道は舗装されていて、車での通行は問題ありません。やがて、風越林道の分岐を右手に分け、神崎川発電所のところで大きく右に蛇行しながら次第に高度を上げていきます。落石に注意しながら進めば、問題なく進むことができ、やがて瀬戸峠から下りてくる道が林道を横切る地点にやってきました。ここが昨年も駐車した地点です。ここに車を駐めることにしました。時刻は午前7時15分でまだ車はありません。よく見ると、「神崎川遡上コース 天狗滝を経て御在所岳に至る」と書かれた標識が落ちていました。
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 神崎川林道の駐車地点-林道の膨らんだ路肩に駐車することができます
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 「神崎川遡上コース 天狗滝を経て御在所岳に至る」と書かれた標識

 神崎川林道の駐車地点(下降点)には、ここから神崎川に下る木製の階段が設置してあります。この階段を下りて神崎川に下ることになります。少し下ると、すぐに右に分岐するところがあります。前回はここをそのまま神崎川まで下り、河原沿いを歩き、時間を費やしたのですが、今日は昨日降った雨のため神崎川の水量が増していると思い、最初から神崎川左岸の山道を進むべく、右の進みました。10分ほどで神崎川に出てきました。川の水量を見ると、少し増水しているような感じでした。
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 神崎川下降点にある階段
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 すぐに右分岐があります(天狗滝への案内)
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 神崎川の河原に出て様子を見ました

 神崎川左岸にある山道を進みます。この山道は所々高巻きになっていて、2つほどの小さな谷を通過することになります。一旦谷に下るところにはロープが設置してあります。谷に下ったところでは河原に出られるので様子を見たりしました。やがてジュルミチ谷との出合にやってきました。ジュルミチ谷とはおかしな名前ですが、その由来は何でしょうか。ここには標識があり、この谷を遡行して銚子ヶ口に至るようです。奥村氏の案内によると、谷の終点までは約2時間でスムーズに歩けるが、そこから右の尾根に登り詰め銚子ヶ口まではシャクナゲ林と樹林の中での格闘であると書かれています。
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 これからの山道には「羽鳥峰⇒杠葉尾」の標識をたくさん見かけます
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 ロープが設置してある小さな谷
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 時々河原に出ることができます
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 ジュルミチ谷出合にやってきました

 ジュルミチ谷を通過すると、高巻きの道となり、左手に神崎川が見えてきたりもします。また、広葉樹林帯の中を静かに歩くところもあります。10分ほど進むと、神崎川に出てきて、ここには対岸へ渡るために作られた索道であるモッコ渡しがありました(現在は使えなくなっています)。ここが白滝谷出合です。ここで左岸から右岸に渡渉することになります。しかし、昨日からの雨のため増水していて、渡渉するための石が水没してしまっています。付近の渡渉できるところを探しましたが、靴が水没してしまいそうです。靴を抜いて渡渉しようかと思いましたが、こんなこともあるかと予想しており、昨夜登山靴に防水スプレーを目一杯してきて、これまた防水スプレーを塗布したスパッツを着けました。この状態で、比較的浅瀬を探して、スパッツを着けた靴足のまま素早く渡渉しました。水中を2、3歩歩きましたが、靴中への浸水はありませんでした。
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 廃れたモッコ渡しのある白滝谷出合
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 今日は水量が増していて飛び石が水没しています

 右岸に渡渉すると、再び河原を離れて山道に入っていきます。次第に高巻きになってきますが、まだ道ははっきりとしており、所々に案内標識やテープの目印があるので迷うようなことはありません。途中で「びわ湖鈴鹿縦走ライン 神崎渓谷ハイキングコース⑭」という古い標識がありました。一昔前まではハイキングコースとなっていたのでしょうか。山道には、少し危険なところもありますが、ロープが設置してあったりして、助けてくれます。結構登ったと思うと、今度は下りとなり、次第に河原に近づいてくると、水音が大きくなってきました。天狗滝が近いことを教えてくれます。少し大きめの谷の手前で天狗滝に下る入口があります。「立入危険」と書かれていますが、慎重に下っていきます。ロープが2、3本設置してあり、これを利用して滝の下部にある岩台まで下りました。ここから天狗滝を正面に眺めることができます。今日は、少し水量が多いせいか、滝の音が大きく聞こえます。
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 白滝谷出合を渡渉すると再び山道に入ります
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 「びわ湖鈴鹿縦走ライン 神崎渓谷ハイキングコース⑭」という古い標識
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 所々に標識があります
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 危険な箇所にはロールがあります
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 天狗滝への下降口です
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 ロープを使って天狗滝下の高台に下ります
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 天狗滝下からの眺望
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 天狗滝下流の様子

 さて、もう一度天狗滝の下降口まで登り返して、今度は滝の上部に出てみました。ここから流れ落ちる滝の様子を眺めました。やはり今日は水量が多いようで、満水落下の感じでした。
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 天狗滝の上部から滝が流れ落ちる様子
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 天狗滝の上部から下流を眺めています
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 天狗滝上流の光景

 白滝谷出合からも再び河原を歩くことなく、河原を離れた山道に入ります。少し入ったあたりが少し不鮮明になっていますが、次第に高巻いていくと思ってよいでしょう。所々に目印のテープや標識、あるいはロープなどがあるので確認しながら進みます(もし、これが全くない場合にはミスっているので戻りましょう)。30分ほど行くと、比較的大きな沢に下りてきますが、ここがヒロ沢出合です。ここには鉄製の標識があるので確認することができます。ここが2回目の渡渉地点となります。やはり、ここも増水のため飛び石が水没してしまっていました。少し上流に比較的浅瀬があったので、再度スパッツを着けた登山靴のまま渡渉敢行しましたが、ほとんど浸水はありませんでした。
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 登山道には標識があります
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 ロープもあります
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 少し平坦なところもあります
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 ヒロ沢出合にある鉄製の標識
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 飛び石が水没しています

 ヒロ沢出合で右岸から左岸に渡渉し、神崎川の左岸の高巻き道を進みます。このあたりは比較的道がはっきりとしていて、目印のテープに従って進めば迷うことはありません。途中で3つほどの小さな谷を通過します。炭焼き窯跡が散見されるところを通過すると、やがて平らな雑木林になってきました。ここがお金明神の登拝口です。標識が設置してあるのですぐにわかります。前回はここからお金明神に登りましたが、今回はそのまま通過して大瀞をめざしました。
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 神崎川左岸にある登山道の様子
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 平坦なところに炭焼き窯跡があります
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 お金明神登拝口の標識-ここから左手の谷沿いに登っていきます
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 お金明神登拝口を通過しても、炭焼き窯跡を見ながら、登山道は高巻いていきます。2つほどの谷を通過すると、やがて平坦なところに出てきました。左手をみると、比較的新しい、小さなお地蔵様が安置されていました。ここを通過すると、突然大きな看板が飛び込んできました。大瀞の鉄橋が危険なので本流を渡渉して下さいと書かれていました。ここでは渡渉して明朝方面に行く必要はないので、そのまま進みました。
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 炭焼き窯跡があります
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 大瀞に近い平坦地
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 小さなお地蔵様がありました
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 大瀞の鉄橋は渡れません
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 危険で渡れないという鉄橋
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 大瀞にある標識

 下水晶谷が神崎川に合流する地点の大瀞を通過し、オゾ谷出合をめざします。登山道は次第に河原に近くなってきます。ちょっと河原に出てみて上流と下流の様子を見てみました。ほどなく小さな谷に出たかと思うと、ここがオゾ谷でした。
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 大瀞を過ぎても平坦なとことが続きます
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 神崎川の河原から上流の光景
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 こちらは下流の光景です
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 オゾ谷出合にあるプレート
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 オゾ谷が神崎川に合流する地点
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 オゾ谷合流地点
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 オゾ谷合流地点から神崎川上流を眺望しています

 オゾ谷出合からは、オゾ谷左岸に沿って登っていくことになります。しばらくは道がはっきりしていますが、これは昔の鉱山と炭焼きの道なのでしょう。比較的大きな窯跡を通過すると、オゾ谷からの支谷を左に横切ります。やがて石積のあるところに出てきましたが、ここは昔マンガンの精錬場だったそうです。ここを通過すると、谷が狭まってきますが、オゾ谷に沿って登っていきます。やがて、正面にクラシ登り口と書いた標識が見えてきました。「左クラシ 右ワサビ峠」と書かれています。
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 オゾ谷に沿った登山道にある平坦地
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 支谷を渡ります
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 気持ちのよい雑木林を進みます
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 マンガンの精錬所があった石積
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 オゾ谷が狭まってきました
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 オゾ谷に沿って登っていきます
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 クラシ登り口が見えてきました
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 クラシ登り口には、2008.12.20にやってきて、ここからクラシに登ったことがあります。今回は、右に取り、ワサビ峠をめざしました。実は、2007.12.2にはワサビ峠からここに下ってきたことがあります。今回は反対に登ることになります。かなりの急降下だったことから、今回は急登になることは覚悟していました。ワサビ峠へは谷沿いに登っていかなければならないのですが、結果的には左手に尾根に取り付いてしまいました。おかしいなと思いながら、ワサビ峠は稜線にあることから、とにかく稜線をめざしました。GPSで確認したのですが、どうやらワラビ峠よりもクラシ寄りの稜線に近づいていました。もちろん、道はなく、シャクナゲの木などの樹木をつかみながら、急登をよじ登っていきました。何とか稜線に出たのでGPSで確認したところ、やはりワサビ峠より少し南寄りの地点に出ていたので、稜線を北上するとワサビ峠に出てきました。クラシ登り口からワサビ峠まで40分かかっているので15分ほどロスしました。
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 ワサビ峠をめざして登り始めました
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 何とかワサビ峠に出てきました
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 ワサビ峠から御在所岳が見えています

 ワサビ峠(905m)からは、神崎川と谷尻谷に挟まれた尾根をお金峠まで縦走することにしました。前回はお金峠からワサビ峠に縦走したので、今回は反対に縦走します。高岩(952m)、作ノ峰(948m)、小作ノ峰(910m)というピークを通過していきます。まずはワサビ峠からはブナ林の中の尾根左側を急登して行くと、最初のピークである高岩に到達します。高岩から少し行くと、鹿遊びと呼ばれる鞍部に出てきますが、ここは気持ちのよいところです。尾根の稜線ははっきりとしていて、歩いても気持ちがよいところです。やがて作ノ峰に到着しましたが、ここは樹木に覆われていて展望がありません。さらに進むと、岩が集まったところがあり、ここからは展望がありました。右手に釈迦ヶ岳、三池岳、竜ヶ岳、左手には銚子ヶ口も見えていました。やがて下りとなり、展望のない小作ノ峰を通過し、お金峠に出てきました。
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 ワサビ峠から稜線を北上します
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 高岩(952m)のピークです
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 稜線を行きます
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 気持ちのよい鞍部(鹿遊び)
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 展望のない作ノ峰(948m)
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 釈迦ヶ岳が見えます
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 左に竜ヶ岳、右に三池岳
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 樹間に銚子ヶ口が見えます
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 さらに尾根を進みます
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 小作ノ峰(910m)も眺望がありません
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 お金峠に着きました

 お金峠に着いたのが正午前。まだ時間的余裕があるので、お金明神に参詣することにしました。お金峠からは神崎川側に下り、テープに導かれながら、小さな乗越を越えて少し登ります。そこから少し下ったところで右手を見上げると、あっと驚く天狗岩がありました。これがお金明神様なのでした。「お金明神」「塔尾金明神」「御金ノ塔」などと呼ばれています。この天狗の頭の岩は、自然の作り上げた傑作というべきものです。昼頃は逆光になるので、順光時の朝が輝かしい姿を見ることができるのではないかと思います。
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 下から見上げてみました
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 後から見上げました
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 「古来よりここはお金の森とあがめ塔尾金大明神様さまの神域です。書き記した票等一切禁じます。滋賀県永源寺町大字佐目 大字相谷」と書かれた標識があります。

 お金明神で休憩し、再びお金峠に戻りました。ここから下谷尻谷(コリカキ場)に下ってもよいのですが、今回はもう少し尾根を北上し、狐峠と呼ばれる鞍部まで行ってみることにしました。すぐに最初のピークである塔ノ峰(877m)に着きました。そこから一旦下り、登り直したピークから急降下したところが狐峠でした。左手に下ると下谷尻谷(コリカキ場)と記されていましたので、これに従って下りました。最初は踏み跡がありましたが、すぐになくなったので、あとは谷沿いに適当なところを下っていくと、やがて下谷尻谷左岸の平坦地に下りてきました。コリカキ場はもう少し上流なので、下谷尻谷に沿って遡ると、間もなく見覚えのあるコリカキ場にやってきました。
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 塔ノ峰のピークも展望がありません
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 キツネ峠を示すテープ
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 狐峠にやってきました
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 谷沿いに適当に下ります
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 下谷尻谷右岸の平坦地
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 二筋の小滝が流れ落ちるコリカキ場
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 コリカキ場までやってきて一安心しましたが、まだ1時25分です。しかし、ここから北谷尻谷を遡り、銚子ヶ口までは未踏の道です。ちょっと不安もよぎりましたが、谷に沿って遡上することにしました。最初は左岸と右岸を渡渉しながら進みます。やがて右岸に広い台地状のところがあり、ここを歩きました。一つ目の支谷(トウシミ谷)のところで左に曲がり、しばらく行くと左岸に渡渉します。右にある支谷のところに標識があり、ここが銚子ヶ口への近道分岐であることがわかりました。そのまま直進すると大峠に向かいますが、時間節約のため近道を行くことにしました。ここで迷いました。支谷の右が左か、どちらを登って行くのか。迷った挙げ句、向かって左側を登ることにしました。最初は緩やかな傾斜が次第に急になり、やがてシャクナゲなどの樹木との格闘になってきました(ヤブ漕ぎです)。なかなか手強く進むのに時間がかかります。しかし、前に進めば、いずれは銚子ヶ口の尾根に出ることは明らかなので進むことにしました。やがてやっとピークに出てかと思うと、尾根が右手にカーブしており、GPSではその先に銚子ヶ口の東峰があるので、そのまま進みました。しかし、地形図をよく見ると一旦谷に下り登り直すようになっています。仕方がないので、谷に下り、登り直すと、予想どおり、東峰にぴったりと出てきました。後から調べてみると、銚子ヶ口東峰への近道は、分岐点の谷の右側の尾根を登っていくのが正解だったようです。
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 北谷尻谷を遡上します
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 右岸に広い台地状の場所があります
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 銚子ヶ口近道分岐点
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 銚子ヶ口東峰

 東峰からは、一応本峰である三角点峰まで往復してきました。三角点峰からの眺望はよくなかったと記憶していましたが、南方向の展望があり、御在所岳や鎌ヶ岳が見えていました。
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 銚子ヶ口三角点峰(1076.8m)
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 御在所岳と鎌ヶ岳(右)が見えています

 再び東峰まで戻りました。すでに時間が3時20分となっていました。この日の天気予報は晴れだったのですが、晴れたのは午前中だけで午後からは雲が広がってきました。鈴鹿の山あたりはかなり黒い雲が集まってきて、普段よりも薄暗い感じがしました。下山を急がなくてはなりません。
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 左から、霊仙山、伊吹山、鈴ヶ岳、御池岳と並んでいます
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 左に三池岳、右に釈迦ヶ岳
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 御在所岳から鎌ヶ岳
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 正面に大峠の頭、その向こうにイブネと雨乞岳
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 鎌ヶ岳のアップ

 東峰からの下山は時間短縮のため、モノレール軌道に沿って下ることにしました。これが結構急な下り坂となっていて、レールに支えてもらいながら下りました。モノレールの下り終点は風越林道になっていて、ここから林道を歩いて、瀬戸峠への分岐点を探します。大きな標識があり、ここから最初階段を登り、ジグザグ道となります。溝道を登り、涸れた谷に出てきました。このあたりから道が不鮮明になってきました。谷中と縁を登り、階段状の岩道を行くと、谷を離れて尾根に出ると瀬戸峠に着き、ここからは神崎川林道に下る道を行くと、間もなく駐車地に戻ってくることができました。
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 モノレール軌道の終点
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 かなり急な斜面
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 モノレール始点(風越林道)
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 瀬戸峠に向かう分岐点
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<コースタイム>091115晴れのち曇り
720神崎川林道駐車地(下降点) 730神崎川 740ジュルミチ谷出合 750白滝谷出合 815天狗滝845 915ヒロ沢出合 935お金明神登拝口 950大瀞 1010オゾ谷出合 1035クラシ登り口 1115ワサビ峠 1120高岩 1130作ノ峰 1150小作ノ峰 1155お金峠 1205お金明神1225 1235お金峠 1240塔ノ峰 1250狐峠 1310下谷尻谷 1315コリカキ場1325 1350大峠分岐 1500銚子ヶ口1515 1520東峰 1555モノレール口 1620瀬戸峠下山口 1650瀬戸峠 1700神崎川林道駐車地


by kitayama-walk | 2009-11-15 23:28 | 鈴鹿山系 | Comments(10)
Commented by Chika at 2009-11-18 18:23 x
破線だけでもビビるのに・・
道ないですやん!^^;;

鈴鹿はユニークな名前ついたところが多いですねー。
ジュルミチ谷って・・・(爆
Commented by kitayama-walk at 2009-11-21 00:59
 登山地図では道が書いていなくても、地形図で歩けそうなところは大抵
行けるものです。特に尾根筋は踏み跡くらいは残っています。今回は、
北谷尻谷から銚子ヶ口に登るとき、近道分岐からの道を間違えてしま
い、ひとつ谷を隔てた尾根を登ったのでヤブ漕ぎを強いられました。ま、
こういうこともたまにはあります。何とか、日没前には下山することができ
てホッとしましたよ。今回は、ちょっと欲張りすぎて疲れましたね。翌日、
両腕が痛い(筋肉痛)と思ったら、このよじ登るときに樹木をつかんだせい
なんですよね(笑)
Commented by mare-ne at 2009-11-22 21:12
とてもロングな険しいコースですね。
あのオゾ谷経由で、モニュメントも見てと、難易度が高いところで、でも魅力的なところばかりですね。
Commented by じんじん at 2009-11-23 10:06 x
こんにちは じんじんです
レポ興味深く読ませてもらいました
途中のコースは先週歩いたので記憶を辿りながら読みました
オゾ谷から銚子ケ口は未踏の地です
いつか歩いてみます
Commented by kitayama-walk at 2009-11-23 21:34
 マレーネさん、こんばんは。
 今回のコースは超ロングコースだったので、この秋の日、少々不安でし
た。いざという場合にはビバークできるようにツェルトも携帯しています。

 マレーネさんも、オゾ谷経由でクラシに登ったことがあるでしょう。あの
分岐点の標識(左クラシ、右ワサビ峠)のところで、今回は右に取りワサ
ビ峠をめざしたのですが、ちょっと左の尾根に寄りすぎてしまい、20分ほ
どロスしてしまいました。

 お金明神は、結構人気になっているのではないでしょうか。この日も、
お金明神詣での登山者は10人ほど会いましたから。
Commented by kitayama-walk at 2009-11-23 21:39
 じんじんさん、こんばんは。
 神崎川流域を歩いて、銚子ヶ口へというのはあまり聞かないのではない
でしょうか。私がこの発想を得たのは、銚子ヶ口からイブネに縦走した際
に、大峠にあった標識です。北谷尻谷に下ってコリカキ場が案内されて
いました。今回は、ショートカットして銚子ヶ口に上がりましたが、北谷尻
谷をそのまま登ると大峠に出ます。ただ、谷が二股になっている箇所が
何ヶ所かあり、間違えやすいようです。その点、大峠から下れば間違わ
ないと思います。
Commented by 三太夫 at 2009-11-24 03:38 x
 kitayama-walk さん、おはようございます。
 羨ましくレポートを拝読しました。私には、このように鈴鹿の最深部を自在に歩けないので、真似しようにも真似ることができません。残念です。
 神崎川側のお金明神様の登拝口は分かり易くなったようですね。私たちが、ここを最初に訪れたときには、わらじがぶら下っていただけで、踏み跡も付いておらず、右往左往して、結局は諦め、次週に再挑戦して登拝が適ったことを懐かしく思い出しました。
 なお、大瀞の鉄の橋は、蜂が巣を作っているため、通行禁止になっているときいていたが、写真をみると本当に壊れているようですね。ちなみに、この橋を渡って、姫が蜂に刺されたことがあります。姫によると、「蜂は黄色の大きい奴」とのことでした。これは一昔も前になろうかという話しです。
Commented by kitayama-walk at 2009-11-25 01:28
 三太夫さん、こんばんは。
 今は、お金明神を訪ねる人は結構増えたんじゃないでしょうか。三重県
の明朝からのアプローチ(明朝-羽鳥峰峠-ヒロ沢出合-お金明神-
大瀞-中峠-明朝)であれば、比較的容易に行けるでしょう。登拝口の
標識もあり、そこからの道もテープがあってちゃんと導いてくれます。

 大瀞の鉄橋は、老朽化のために通行止めになっています。ちょっと傾
いていますが、慎重に渡れば渡れないことはありません(昨年12月クラ
シに行ったときは渡ってしまいました)。
Commented by つくだに at 2009-11-26 22:53 x
レポート読ませていただきました。何度も何度もお金明神を見ているためか愛嬌がある顔だなあと思えてきました。この日の短い時期に歩きとおせてkitayama-walkさん さすがです。モノレールの下りも傾斜が急ですね。このコースから銚子ケ口に出るのも面白いですね。私も 日が少し長くなってきたらこのコース歩いてみたいです。しかし 迷いそうです・・・。
Commented by kitayama-walk at 2009-11-27 16:35
 つくだにさん、こんにちは。
 ご指摘のとおり、この秋の日にロングコースを歩くのはちょっと不安でし
たね。数年内に一度歩いたことがあるコースばかりだといいのですが、未
踏の部分があると、しかも後半にあると不安ですね。でも、GPSを頼りに
歩いています。もちろん、ビバークに備えてツェルトも携行しています。

 迷いそうということで、11/23に台高派生の山、迷岳に登ってきました。
つくだにさんも、11/26に登られていることを知りました。私とはコースが
違ったようですが、迷わなかったでしょうか。

 明日11/28は、御池岳に登ってこようと思っています。三重県側からで
はなく滋賀県側からのアプローチです。登りが伊勢尾で、下りはT字尾根
を考えています。


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