2009年 04月 29日

晴天の綿向山ハイキング

 今回は、仕事関係の仲間で山登りに行くということで総勢12名となりました。こういうことは、年に1、2度くらいでしょうか。当初は4/26に予定されていましたが、大きな低気圧の通過ということで4/29に延期したところ、晴天に恵まれ、絶好のハイキング日和となりました。

 綿向山の登山はもう何回も経験していますが、今回は御幸橋の駐車場からスタートして、山頂をめざしました。山頂からはイハイガ岳の方向に少し歩き、絶好の眺望の広がるところで昼食タイムとなりました。再び山頂まで引き返し、今度は水無山に向かいました。下山は北尾根コースにしましたが、これが結構難路で山慣れていない人にとってはちょっとしんどかったですね。
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 晴天の綿向山に到着しました



 集合午前7時50分-今日は男8人、女4人の総勢12名みんな遅刻することなく集まってくれました。20台から50台までの幅広い参加者となりました。午前8時に烏丸丸太町を出発し、京都東ICから八日市IC、R421-P307-R477と進み、音羽の交差点から西明寺に向かい、午前9時20分に御幸橋の駐車場に到着しました。 身支度を整えて、午前9時30分に登山開始です。
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 御幸橋の駐車場にはまだ八重桜が咲いていました

 駐車場の右手から回りながら行くと、田植えの準備ができている田んぼの右手に綿向山をめざしました。しばらく進むと、右手に大きな堰堤が見えてきました。この堰堤の右側に階段があり、ここを登っていくと、北畑からやってくる林道に出ました。北畑林道を進むと、途中に接触変質地帯の天然記念物の石碑が建っていました。説明板には、「この地帯の岩石はジュラ紀(約1.4億年~1.9億年前)に堆積したものでジュラ系野洲川層群中の土山層に分類される。土山層は主に泥岩と砂岩からなり、より古いチャートや石灰岩を伴っている。この石灰岩が高温のマグマの貫入により熱変成を受けて、珪石灰、ベスブ石、ヘデンベルグ輝石、ザクロ石などを生んだ。ここ綿向山麓は、その代表的な地域とされ、昭和17年国の天然記念物に指定された。」と書かれています。
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 右手に田んぼを見ながら進みます
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 大堰堤の右端の階段道を登ります
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 天然記念物「接触変質地帯」

 間もなく、林道の終点となるヒミズ小屋にやってきました。ここが参道表登山口になっています。また、水無山北尾根道の起点にもなっていますので、下山はここに帰ってくる予定です。ここの標高は460mなので650mを登ることになります。
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 表参道の登山口にあるヒミズ小屋
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 登山口の標高は460m

 ヒミズ谷を渡る橋があり、ここを越えると、植林帯の中の山道をジグザグを切りながら登っていきます。1合目、2合目と薄暗いのですが、林道に出たところが3合目です。一旦林道を右に進み、再び植林帯の中に入ると、あざみ小舎があります。
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 ヒミズ谷を渡る橋
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 植林帯の中の道を登っていきます
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 林道に出たところが3合目です
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 3合目から少し登ったところにあるあざみ小舎

 まだ疲れていないというので、あざみ小舎はそのまま通過し、再び植林帯の中をジグザグに登っていきます。やがて樹林帯の中から出たと思うと、ここに5合目小屋が建っていました。小屋は赤い屋根の洒落たもので、花咲の鐘がぶら下がっていました。ここで最初の休憩となりました。ここからの眺望はよく、日野町の街が一望できます。もう少しくっきりとしていれば、遠く武奈ヶ岳も見ることができたでしょう。
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 5合目小屋に着きました
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 小屋の裏手には「11月10日は綿向山の日」と書かれていました
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 5合目からの眺望

 さて、小休止した後は、山腹の歩きやすい道になりました。最初右手に植林を見ていましたが、やがて6合目を過ぎると自然林に変わり、間もなくブナの木が出てきたかと思うと、7合目の行者コバに到着しました。ここには不動明王と役行者の像が建っていました。
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 7合目に近づくとブナが出てきました
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 7合目の行者コバ
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 不動明王と役行者の像があります

 7合目からは、夏季ルートと冬季ルートが分かれています。冬季ルートは尾根道の急登になりますが、今はブナ林保護のため歩行禁止となっています。細い山腹道を行くことになりますが、途中1箇所だけ少し危険箇所があります。ゆっくりと進めば難なく通過することができました。8合目は水無山への道との分記になっています。取りあえず山頂に向かいます。登山道は明るくなってきました。途中に「金明水」という水場があります。
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 冬季ルート(尾根道)は進入禁止となっています
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 7合目付近には大きなブナもあります
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 谷を回る危険箇所
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 水無山との分岐点にあたる8合目
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 8合目を過ぎたところにある水場「金明水」の案内

 9合目からは笹の切り開き道となり、一層明るくなってきました。右手には水無山の双耳峰が見えています。最後は階段を登って綿向山の山頂に到着しました。
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 9合目手前に笹切り開き道
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 水無山の双耳峰が見えています
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 最後の階段です
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 綿向山の山頂にやってきました

 山頂にはかなり登山者がいて、もう昼食タイムになっていました。山頂からの眺望を楽しんだ後、昼食を予定していたイハイガ岳へ行くルートに進むことにしました。
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 綿向山の山頂からの眺望-中央に雨乞岳、その右手に鎌ヶ岳、左手にはイブネ
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 山頂での記念撮影

 山頂から少し北に進むと、冬季ルートとの合流点があり、ここを通過し、少し下ると右手の展望が見えてきました。左にはブナの珍変木がありました。ブナの幹が丸い円を描いています。これをくぐると幸せになれると言われています。
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 冬季ルートとの合流点
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 ブナの珍変木

 行く手には展望が開け、イハイガ岳への尾根が見えています。少し進むと、竜王山とイハイガ岳(祝ヶ岳)との分岐となり、ここでは右のイハイガ岳の方向に進みました。最も高いところからの眺望は抜群で、右は鎌ヶ岳、正面に雨乞岳、イブネ、藤原岳から御池岳に至るまでの景色を堪能することができました。
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 眺望が開けてきました
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 竜王山(左)とイハイガ岳(右)との分岐点
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 振り返ると綿向山が見えています
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 正面に雨乞岳、左にイブネ、右に鎌ヶ岳
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 鎌ヶ岳から仙ヶ岳に続き県境稜線
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 右にイブネ、左奥遠くに藤原岳と御池岳

 最も高い地点は低い笹に覆われていたので、少し下っていき、笹のないところを探して、昼食をとることにしました。今日は、食材を持参しての焼肉パーティとなりました。
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 少し下っていきます
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 昼食地付近からの眺望
(文句なく素晴らしい)
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 みんなで焼肉パーティーです
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 昼食地付近をよく見ると小さなハルリンドウが咲いていました

 さて、楽しく昼食タイムを過ごした後は、綿向山山頂まで戻ります。さらに8合目の水無山分岐まで戻りました。ここからは、これまでの参道と違い、ちょっと厳しい道となっています。細い山腹道を進みますが、慎重に行けば問題ありません。
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 山頂直下の階段から水無山を望む
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 水無山への分岐点(8合目)
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 細いトラバースとなっています

 やがて文三ハゲと呼ばれるガレ地の上端のところに出てきました。ここからガレ地の端を通過することもできますが、安全を期して、少し離れたところを進みました。水無山への分岐点を通過し、ここから少し急登になっていますが、我慢して登ります。振り返ると文三ハゲがよく見えていました。
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 ガレ地の端に出てきました
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 ガレ地の底部から振り返っています
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 文三ハゲがよく見えています

 やがて水無山の本峰(990.7m)にやってきますが、ここは眺望がありません。さらに南峰をめざしました。ここからは綿向山もよく見え、また鎌ヶ岳の鋭鋒も目の前に見えていました。
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 水無山本峰からは眺望がありません
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 水無山南峰から綿向山を望む
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 鎌ヶ岳の鋭鋒もよく見えています

 水無山南峰から元に戻ります。先ほどの分岐点を表参道登山口に向かいました。この道はほとんどが山腹道となっていて、何度も谷側の崖地を回り込むようにして進みました。やがて林道に下ると、再び樹林帯の中に入り、ジグザグを繰り返しながら下っていくと、ヒミズ小屋のところに下りてきました。
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 水無山分岐まで戻ります
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 林道に下りてきました
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 再び樹林帯の中を下ります
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 ヒミズ小屋まで戻ってきました

 あとは、ゆっくりと歩いて駐車地である御幸橋駐車場まで戻りました。
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 下りてきた綿向山の方向を眺望しています
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 御幸橋駐車場まで戻ってきました
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 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使 第438号) 

<コースタイム>090429晴れ
930御幸橋駐車場 950ヒミズ小屋 1030あざみ小舎 10505合目小屋1100 1115行者コバ(7合目) 1145綿向山山頂 1210昼食地13010 1330綿向山 1425水無山本峰 1430水無山南峰 1500北尾根分岐 1550林道出合 1625ヒミズ小屋 1650御幸橋駐車場


by kitayama-walk | 2009-04-29 23:21 | 鈴鹿山系 | Comments(8)
Commented by ひとり部 at 2009-05-07 22:09 x
普段、単独や少人数パーティーが多いkitayama-walkさんにとって、
総勢12名のパーティーは、ある意味新鮮だったのでは?
あまりおしゃべりしすぎるのはどうかと思いますけど、
山に対する色んな考え方が垣間見れて、刺激も多かったでしょうね♪
Commented by 三太夫 at 2009-05-09 05:32 x
 kitayama-walk さん、おはようございます。
 賑やかで楽しい山行きだったろうと、私たちが大人数で活動していた頃を懐かしく思い起こしました。私たちは、山行の際、山頂焼鳥パーティーが恒例となっており、山歩きか、パーティー化、どちらが主か分からないような状態でした。ちなみに、この際、ビール(500ml)4本を飲んだ豪の者もおりました。
Commented by kitayama-walk at 2009-05-11 20:16 x
 ひとり部さん、こんばんは。
 やはり多人数というのは疲れますね。レベルの違いがあり、それを含めて配慮しなければなりませんから。みんなでワイワイやりながら、昼ごは
んを食べたのは楽しかったですが、やはり一人あるいは少人数で行く方は性に合っていると思いました。その点ではひとり部さんも同じですかね。
Commented by kitayama-walk at 2009-05-11 20:19 x
 三太夫さん、こんはんは。
 三太夫さんの以前の山行は焼き鳥パーティが恒例になっていたとは初めてお聞きしました。ビール2リットルですか。無事に下山できたのでしょ
うか? 山は下山が怪我が多いのですから、アルコールはほどほどにしないといけませんね。それでも、みんなとワイワイやるのは楽しいもので
すから、たまにはいいかなと思ったりもしています。
Commented by ひとり部 at 2009-05-11 21:29 x
こんばんは!
これまでの山行を振り返ってみたところ、3人パーティーが最高人数でした(笑)
ところで、山頂の集合写真にkitayama-walk さんも写っていますよね。
ぜひ、こっそり教えてください!
右端のいずれかだと思ったんですが、違うかな~。
Commented by kitayama-walk at 2009-05-14 00:55 x
 ひとり部さん、こんばんは。
 そうですね。これまでのブログでは多人数の山行はアップしておりませんでしたから、今回が最多数ですね。
 右端前ですね。
Commented by イチマル at 2009-05-16 23:32 x
こんばんは。
kitayama-walk さんたちがお昼を過ごされた綿向山の好展望地は、まさに、私の一番のお気に入りの場所です。kitayama-walk に連れて行かれた人たち、特に初めての方は、きっと大満足で、山が好きになったのではないでしょうか。
Commented by kitayama-walk at 2009-05-19 10:17 x
 イチマルさん、こんにちは。
 綿向山の好展望地は、イチマルさんだけでなく、私もお気に入りの場所なんですね。山頂からもすぐなので、皆さんを案内してお昼にしました。
笹原のない場所は少しイハイガ岳方向に下ったところになりますね。でも、好天の下、みんなに喜んでもらえました。

 ただ、下山に使った水無山から北尾根をヒミズ小屋まで下るルートは、ちょっと険しいところがあり、山慣れていない人にはちょっとしんどかった
ようですね。同じ道をピストンした方が正解だったかも知れません。


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