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山好き的日々@京都北山

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2024年 01月 03日

2024年初登りは横山岳(東峰・西峰)

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【日  時】 2024年1月2日(火曜)
【山  域】 湖北
【メンバー】 単独
【コ ー ス】 7:50駐車地(265m)→9:30P72210:15▲阿曾山(阿蘇岳)(865.1m)→10:25東尾根ルート分岐(900m)→11:20横山岳東峰(1131m)→12:00▲横山岳西峰(1131.7m12:0512:30横山岳東峰13:5014:25東尾根ルート分岐→15:30東尾根登山口(470m)→16:30駐車地

2024年が明けた。2日は天気予報がよく、晴天が期待できるようなので初登山することにしたが、どこに行こうかと思案した。年末のfbで山仲間の山日和(窪田)さんが登っていた横山岳東峰に金居原ルートで登ることにした。実はこのルートは2022/2/9に登ったことがあるが、このときは雪が豊富で山頂まで行けるかどうか心配したが、午前8時半に出発して午後1時に何とか山頂に到達した(登りに4時間半かかっている)。今回は少しスタート時間が7:50と少し早かった。


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金居原ルートの登山口は、国道から林道を少し入ったところにある横山橋を渡ったところにあるが、林道入口にある小屋の裏手から取り付くことにした。まだほとんど雪がついていないのでスノーシューは背負ったまま、急登を登っていくことになった。樹林帯の中を登っていくと、やがて段々畑のようになっているところを通過し、標高400mくらいで雪が繋がってきたのでスノーシューハイクを履くことにした。間もなく数日前のものと思われるスノーシューの跡が出てきたが、これは山日和さんのトレースだ。これからしばらくはこれを追って行くことになる。気温が低いため雪が締まっていてほとんど沈まないのがラッキーだ。やがて植林から雑木林になると、左手に隣の東側尾根(東尾根コースがある)が見えてくる。今日は晴天で青空がまぶしい。順調に高度を上げていくが、P722の手前が急登になっていて、結構難儀した。後から思えば、ここが一番の難所であった。

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P722を通過すると比較的なだらかな登りとなり、やがて鞍部を左に直角に曲がるところにやってきた。矢印の形をした古い表示板が方向を指し示していた。ここから横山岳の東尾根に乗ることになる。前回歩いているため様子がわかっているが、ここからは林相がブナに変わってくる。まだ細い若木ばかりであるが、密度があり密集している。青空の下なのでブナ林も輝いている。なだらかな尾根を登っていくと、三角点のある阿曾谷山(阿蘇岳865.1m)に到達した。ピークらしくなく単なる通過点であるが、三角点は雪に埋もれて見えるはずもない。さらに登っていくと、東尾根ルートの分岐点に出合ったが、ここには大きな表示があった。ここから先には、スノーシューだけではなく、ワカンないしツボ足と思われる何人かのトレースが付いていた。この先、930mあたりでスノーシューのトレースがなくなっていたが(山日和さんは途中敗退したらしい)、ワカンのトレースは続いていた。さらに登っていくと、東峰手前の展望地に出たが、ここからは右手には奥美濃の山々、白山と別山、能郷白山、左手にはびわ湖が広がっていた。最後の登りを登り切ると東峰に到着した(11:20)。登りに3時間半かかったことになる。東峰山頂は快晴無風の絶好のコンディション。山頂からの景色は言うことなし。上谷山、三国岳、三周ヶ岳、高丸、烏帽子岳、蕎麦粒山、黒津山、花房山、小津権現山などの奥美濃の山々、そして遠くには白山、別山、能郷白山、御嶽山などが青空の下に輝いている。南には金糞岳が大きな山容を誇示していて、その隣には伊吹山が頭を覗かせている。さらにびわ湖には竹生島が浮かんでおり、その向こうには比良の山々が見えている。

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さて東峰からの眺望を一通り楽しんだところで、まだ11時半だ。横山岳西峰までは30分足らずで行けるはず。今日は天気もよいので行ってみることにした。西峰・東峰の尾根は随分以前に無雪期に歩いたことがあるが、積雪期には歩いていない。途中の中間あたりでヤセ尾根になっていて眺望はすこぶるよい。この尾根にもワカンのトレースがあり、西峰までピストンしたものと思われた。西峰には見覚えのあるプレパブの物置小屋があった。山頂付近にはブナがあったが、樹木が成長していて眺望はあまりよくない。かろうじて樹間から奥美濃の山々を眺めることができた。西峰の滞在はそこそこにして東峰に引き返した。ここでランチタイムにしたが、年末に登ったと思われるグループが作ったスノーテーブルが残っていたので、ありがたく使わせていただくことにした。ランチは久しぶりに得正のカレーうどんだ。相変わらず甘辛の味がうまい。ランチタイムと眺望を楽しんでいたら、もう14時前になっていた。早く下山しないと暗くなってしまう。


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下山ルートは東尾根コースを使うことにした。ここには、山日和さんのスノーシューとワカンのトレースがあるはずだ。このコースは、急坂になっているところは回り道になっていて、苦労することがなかった。ただ若干の小ヤブになっているところがあったが、何のこともなかった。どんどんと下っていくと途中で金糞岳北尾根がきれいに見えるところがあったのは儲けものであった。最後は、スノーシューを外して表示に従って尾根から右に下ると、東尾根登山口に着地した(15:30)。ここからは林道歩きになった。雪道なのでツボ足ではなかなか進まない。やはりスノーシューを履くことにした途端、スノーシューのトレースが現れた。山日和さんのものと思われるが、同じようなことをしている。もう後は林道を歩き通せば、駐車地点に着くので黙々と歩き続け、ようやく車に戻ってくることができた(16:30)。快晴に恵まれた初登山を締めくくり、北近江の湯に向かった。

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# by kitayama-walk | 2024-01-03 12:00 | 湖北・福井・美濃・飛騨・加賀
2016年 01月 04日

仙ヶ岳・御所平-南尾根から御所平へ周回(2016初登山)

【日 付】 2016年1月4日(日曜)
【天 候】 曇り後晴れ
【山 域】 鈴鹿南部
【メンバー】 kitayama-walk(単独行)

【コース】 7:40石水渓キャンプ場(駐車地)-7:50石谷川林道出合-8:20林道終点(白雲の滝)8:35-9:15滝谷不動明王-9:30法印のコバ-9:40上不動滝-10:10滝谷不動明王-11:00仙ノ石11:50-12:00仙ヶ岳(西峰)12:25-12:45御所峠-13:05ヨコネ-13:30御所平13:40-13:50水無し-14:10家老平-14:35舟石-15:10臼杵ヶ岳-15:20かもしか高原-15:35安楽越-(自転車)-15:50石水渓キャンプ場(駐車地)


 今シーズンはなかなか雪が降らない暖冬になっている。正月明けの初登山は例年近場の雪山に行っていたが、今年はそれも難しい。ならば、雪山はあきらめて、せめて天気のよさそうなところにしようと考えた。鈴鹿の山にしようと思ったが、中北部は天気が悪そうだ。午前曇り、午後晴れマークがついていたのが鈴鹿南部地域だったことから仙ヶ岳に登ることにした。それは前から気になっていた法印のコバと不動滝である。この時期、矢原川滝谷本流を詰めることは厳しいので、仙ヶ岳の南尾根を辿り、滝谷不動明王のところからアクセスしてみようと考えた。小一時間の寄り道で済むだろう。その後、仙ノ石から仙ヶ岳を辿り、御所平を周回してみることにした。このコースは2008/4/5と2012/3/25歩いたことがある。今回は最後に安楽越に下ることにし、ここに自転車をデポすることにした。

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 水無付近から御所平を望む

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# by kitayama-walk | 2016-01-04 23:12 | 鈴鹿山系
2015年 12月 31日

2015年登山


12/31 タイジョウ・イブネ・クラシ・銚子-2015年登納め
12/29 修験業山・栗ノ木岳
12/20 マブシ嶺・中の嶺-尾鷲道を歩く
12/19 座佐浜-天気のよい場所をめざす
11/21 ひとりきりのダイラ-三国岳・横根三山を巡る山旅
11/7 愛知川(神崎川)源流を訪ねて
11/3 大熊三山(迷岳・白倉山・古ヶ丸山)を駆け抜けろ!
10/31 池木屋山・霧降山・赤嵓山
10/18 蔵王山-刈田岳・熊野岳・地蔵岳
10/17 南蔵王縦走-杉ヶ峰・屏風岳・不忘山・後烏帽子岳
10/3 那須岳-茶臼岳・朝日岳・三本槍岳周回
9/27 リトル比良-近江高島から釈迦岳まで縦走
9/23 越中駒ヶ岳・僧ヶ岳-剱岳北方
9/21 鉄山・弥山・行者還山-大川口から周回
9/19 耳川うつろ谷(沢登り)
8/22~23 常念岳・蝶ヶ岳
8/16 八淵の滝-涼しい沢歩き
8/2~4 越後駒ヶ岳・中ノ岳-越後二山を縦走する
7/25 越前経ヶ岳-唐谷を詰める
7/20 朽木駒ヶ岳・百里ヶ岳-ブナ回廊の周回
7/12 別山-南竜経由でチブリ尾根を下る
7/4  三国岳から三国峠へ-芦生研究林の外周を歩く
6/28 稲村ヶ岳・山上ヶ岳-ガスっていたけど縦走しました
6/13 三重嶽・武奈ヶ嶽-湖北ニ座を周回
6/7  白山-観光新道を登り砂防新道を下る
5/30 芦谷山・庄部谷山-甲森谷のカツラとトチのワンダーランドを訪ねて
5/24 野坂岳-京都弁護士会の春のハイキング(軽登山)
5/10 カクレグラ・タイジョウ・イブネ・クラシ・銚子ヶ口・黒尾山-12時間のロングコース
5/5  イハイガ岳・雨乞岳-五月晴れの清水頭でランチを楽しむ
5/2~3 百四丈滝-白山北方の雪壺探検
4/26 妙法山・野谷荘司山-白山本峰の北に連なる山
4/18 籾糠山から猿ヶ馬場山へ-ぐるりんぽん!
3/28 野伏ヶ岳・薙刀山-石徹白の名峰に登る
3/21 左門岳-スノー衆Part4
3/8  小津権現山・花房山-晴天下の縦走実現
2/28 木無山-スノー衆Part3
2/7  小津権現山-スノー衆Part2
2/1  天狗山-天気予報が外れ雪中登山
1/25 トガス(戸粕)-北方展望台を訪ねる(三年越しの登頂)
1/18 芦谷山(葦谷山)-スノー衆Part1
1/11 雨乞岳-杉峠で無念の?敗退
1/4  綿向山-今年の初登山はガスの中

# by kitayama-walk | 2015-12-31 09:31
2015年 11月 21日

ひとりきりのダイラ-三国岳・横根三山を巡る山旅

【日 付】 2015年11月21日(土)
【天 候】 晴れ時々曇り
【山 域】 鈴鹿北部
【メンバー】 kitayama-walk(単独行)

【コース】 8:15百々女鬼林道分岐(駐車地) 8:20二の谷川 8:35鉄塔1 8:50鉄塔2 9:00P670 9:20P769 10:00P794 10:15稜線出合 10:30焼尾山10:40 11:20三国岳最高点11:30 11:40三国岳 11:45 12:00三国岳三角点 12:20鉄塔3 12:25ダイラ分岐 12:45ダイラ13:30 14:00ダイラ分岐 14:15ダイラの頭 14:40P676 15:15東ヨコネ 15:40ヨコネ15:50 16:20ヨコネ最高点 16:45権現谷林道 17:55百々女鬼出合 18:00駐車地


 先週11/15に開催されたやぶこぎオフ会inダイラには都合が悪くて参加することができなかった。そこで1週間遅れで訪ねてみることにした。もともと11/8に開催される予定で参加するつもりだったが、雨で順延となったため参加することができなかった。ダイラには岐阜県側の阿蘇谷からのアプローチが通常であるが、今度は滋賀県側からアプローチしてみることにした。その場合は三国岳を絡めて行くことになるが、周回ということになると、百々女鬼(鳴川)林道入口を起点とし、さらにヨコネ(横根)にも立ち寄るというロングコースを設定して歩いてみることにした。

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 烏帽子岳、三国岳(双耳峰)、焼尾山を望む-ヨコネ付近から

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# by kitayama-walk | 2015-11-21 23:27 | 鈴鹿山系
2015年 11月 07日

愛知川(神崎川)源流を訪ねて-お金神社参詣と紅葉を求めて

【日 付】 2015年11月7日(土)
【天 候】 曇り
【山 域】 鈴鹿中部
【メンバー】 kitayama-walk(単独行)

【コース】 8:05朝明駐車場 8:10中峠分岐 8:40曙滝 9:05中峠 9:25金山 9:50ハト峰峠 10:20ヒロ沢出合 10:55P843 11:10キツネ峠 11:20塔ノ峰 11:25お金峠 11:30お金明神11:45 11:55お金峠 12:05コリカキ場12:55 13:15ワサビ谷出合 13:40ワサビ峠 14:00マキガ平谷分岐 14:10大蔵鉱山跡 14:20オゾ谷出合 14:30クラシ谷出合 14:35 タケ谷渡渉点 14:55上水晶谷分岐 15:00根の平峠 15:40朝明駐車場

 11月8日予定されていたやぶこぎのオフ会が雨予報のため早々と延期の知らせがあった。しかし、前日の7日はまだ曇り時々晴れの予報のままだ。ということで、久しぶりに鈴鹿の山にでかけることにした。天気があまりよくないということなので眺望を求めることなく、晩秋の気配を楽しむことにした。前夜考えたのは、朝明からハト峰経由でヒロ沢に下り、お金明神に参詣した後、コリカキ場に下り、谷尻谷を散策して、ワサビ峠を経由して愛知川に戻り、根の平峠を越えて朝明に帰着するというプランだ。7時間程度で歩けるコースなので暗くなる前に戻ることができるという読みである。

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 北谷尻谷分岐のコリカキ場にて

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# by kitayama-walk | 2015-11-07 23:17 | 鈴鹿山系